概要
CV:平井誠一
アメリカの世界忍者で、かつてベトナム戦争で多大な戦果を挙げ、数多の勲章を受け取った英雄。ロケットマンという名も、火薬術を駆使した戦いを得意としていた事でいつしかそう呼ばれるようになった。
KKKのような白い三角頭巾と装束に身を包み、ロケットランチャーによる一発必中の戦いを得意とする狙撃兵でもある。この他にも手甲型の小型ロケットランチャーや短剣などの武器を装備している。
戦争終結後は戦災孤児タオを引き取って静かに隠棲生活を送っていたが、妖魔一族が彼の名を騙って爆破テロを働いたと知り来日。誤解もあって一度は磁雷矢と戦うもすぐに和解し、以降は磁雷矢のピンチの際に駆け付ける仲間の一人となる。
第44話では成長したタオを連れて世界10か国を周る彼女のミュージカルの公演のために再来日。だが、妖魔一族はタオを人質に取り、彼女の解放と引き換えに磁雷神の破壊を要求。断腸の思いで磁雷矢や磁雷神に攻撃を加えるが、あわや燃え盛る炎の中に檻ごと投じられようとした瞬間にタオは磁雷神によって救出された。
利用されたとはいえ友に対して武器を向けたこと、そして兵士を辞めながらも武器を捨てきれなかった自身の未練を悔いるロケットマンだが、闘破とタオは「その武器は人を殺める為の物ではなく、愛する人を守るための物」と宥めるのだった。