演:加治将樹
概要
仮面ライダーエグゼイドのスピンオフ作品『仮面ライダーエグゼイド [裏技] 仮面ライダースナイプ エピソードZERO』に登場する人物。
聖都大学附属病院の病理医。同じ病院で放射線科医として働く花家大我の友人で百瀬小姫の医学部の先輩。
2011年時点(本編から5年前)で27歳。年齢は大我より3歳上。
小姫には「困ったら花家大我を頼れ。あいつは僕が一番信頼してる医者なんだ」とよく話していた。
活躍
2011年、牧と大我は既存の医療機器でバグスターウイルスを発見し、CRへの配属を求められる。
しかし、当時大我は放射線科医の名医として有名で、大我を頼ってくる患者もおり、放射線科医として多くの人を救う道を選択。そのため、大我に代わってCRの一員となった。
しかし、牧は仮面ライダーの適応テストに合格できず、サポートとしての活動を余儀なくされる。
その後、バグスターウイルスに感染した大我の患者・菱沼紗々美を救うために、牧は適合手術を受けていない状態でゲーマドライバーとプロトバンバンシューティングガシャットを使い変身を試みたが、プロトガシャットの副作用により、変身途中で吐血して倒れてしまう。この時は何とか一命を取り留めた。
その1か月後、小姫がゲーム病を発症してCRに運び込まれてきたため、大我はいつも通り変身して小姫の治療を行おうとするが、過労により倒れてしまい、牧と同じ病室に運ばれていた。
自分が仮面ライダーに変身しようとして倒れたことと大我が仮面ライダーに変身し続けたために倒れたことで何か機能そのものに原因があると考え、「一度検査してもらった方が良い」と大我に助言するも大我は「CRのドクターは俺だけだ。どんなことがあっても患者を救わなきゃいけないんだよ」と聞く耳を持たず、CRに向かって行ってしまった……………
ここから先はネタバレです。未見の方は注意!
大我は目覚めた直後で足元がフラつく中CRに戻り、変身しようとすると自分が吐血していることに気付いた。
牧が「ガシャットの副作用だ。いずれ君もこうなる」と説得し、詳しい検査をするため衛生省にドライバーとガシャットを届けるよう諭すが、患者の治療を優先する大我はこれを阻止しようとする。
大我の身を案じる牧は「自分にしか患者を治せない」と言う大我に「自分に酔ってるだけだ」と言い放ち、ゲーマドライバーとガシャットを奪って大我を突き飛ばす。
返せと叫びながら振り返る大我。そこにはガシャットとゲーマドライバーだけが残されていた。
ゲーム病に感染していた牧は、過度のストレスを受け、消滅してしまったのだった。
そして9年後…(ネタバレ注意)
牧の消滅から9年が経過した2020年、檀黎斗神が一般市民を巻き込んだゲーム「ゾンビクロニクル」を開始。
その中で大我が、街にはびこる仮面ライダーゲンムゾンビゲーマーレベルXのコピー体を倒して回ったことで、ゲームの報酬として消滅した人々の一部が復活を遂げた。
なんと、復活した人々の中に、牧も含まれていた。
こうして牧はバグスターとして復活。
大我との再会を果たし、再び前に進もうとする彼を後押しするように白衣を投げ渡すのだった。
(この部分はエピソードZEROの第4話のエピローグで先行公開されていた)
関連タグ
仮面ライダーエグゼイド 仮面ライダースナイプエピソードZERO
仮面ライダースナイプ プロトバンバンシューティングガシャット
花家大我 百瀬小姫 ポッピーピポパポ 檀黎斗…本作品の関係者。
宝生清長 藍原淳吾…他のメインキャラクターの過去にまつわる人物。