概要
ようこそ実力至上主義の教室へにて、高度育成高等学校が作中で生徒たちに課す試験。
ただの筆記試験と違ってクラスポイントが大きく変動する重要なイベントであるため、試験の結果次第ではクラスの序列が大幅に変わる可能性もある。
通常の学力試験とは大きく異なり、クラス内のチームワークや作戦、駆け引きで結果が決まる内容になっている。
結果によってどれほどのポイントが増減するかは試験のルールごとに違っており、試験後はクラスが入れ替わったり退学者が出る場合もある。
その為、各試験毎に各々が様々な手法や手腕で勝利の為に編み出す緻密な戦略同士のぶつかり合いによる心理戦が繰り広げられ、高校生とは思えないハイレベルな頭脳対決が本作の見どころのひとつである。
難易度
筆記試験に比べて、とにかく桁違いに厳しいことが特徴である。
その分、普段の筆記試験より報酬のポイントは凄まじく、結果によっては大量のクラスポイントを獲得することもあるので、クラスの序列が大きく入れ替わる可能性がある。
その代わり、何かしらのペナルティを起こせばクラスポイントを大幅に減らすことにも繋がり、最悪の場合退学処分を受ける可能性もある。
また、毎年必ず行われる体育祭のみに関しては特別試験という扱いではない。2年生の11月に行われる修学旅行でもプライベートポイントを回収できるイベントはあったが、特別試験という扱いではない。
特別試験の内容は各学年において、時期や内容も全然違うため、上級生からのアドバイスなどはほぼ望めない。
学力・身体能力・クラスのチームワーク・試験に対する発想や閃きが結果にモノを言うので、ただ勉強ができる、運動ができる生徒が簡単に勝てるような試験ではない。
初見殺しのような理不尽極まりないルールも非常に多いため、冷静さを欠いた生徒ほど試験開始直後にパニックになることが多い。
また一学年だけではなく、時期によって全学年で競う試験もあるのが大きな特徴となっており、その場合は学年の垣根を越えて協力するような試験がほとんどである。
物語が進むにつれ、南雲雅によるクラスではなく個人の成果によって実力を測る機会が増えた為、最近では無人島サバイバルのように学年間で争い合うような試験も増えている。
これまでの特別試験一覧(ネタバレ注意)
※上記の通り、体育祭と修学旅行のみ厳密には違うため、特別試験には含めない。
1年生編
※この中でも8巻は全学年合同試験、10巻は追加試験、11巻は学年末試験となっている。
2年生編
1巻 | 1・2年合同ペア筆記試験 |
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3・4巻 | 無人島サバイバル |
5巻 | 満場一致特別試験 |
7巻 | 文化祭 |
9巻 | 協力型総合筆記テスト |
10巻 | 生存と脱落の特別試験 |
※3月には学年末試験が存在する。