概要
「ハハハハ、世界は私のものだ!」
CV:島田敏?
復活のフュージョン!!悟空とベジータに登場した、この世とあの世の混乱で蘇った悪人の1人。
髪型、特徴的すぎる軍服(紫を基調としている)、チョビ髭と、どう考えてもあの総統閣下をモデルにしたとしか思えないキャラクターであり、シンボルマークは某国のシンボルをもじったと思われる「×」マーク(余談だが、チャールズ・チャップリン演じる「独裁者」でも×印を2つ並べた「ダブルクロス」がシンボルになっており、比較的よく見られるもじり方である)。
多数のゾンビ兵を率い、ヘッツァー(実在する第二次世界大戦期のドイツ軍の駆逐戦車)で町中を暴れまわるも、戦車や小銃といった現代兵器ではスーパーサイヤ人である悟天やトランクスには全く相手にならず、終始ボコボコにされていた。
トランクス「うわー、ぼく轢かれちゃうー」(おもむろに戦車をパンチで吹き飛ばす)
「反逆者は、殺せ!殺せ殺せー!!」(トランクスに乗っている戦車ごとストライクされボロボロになりながら)
トランクス曰く「100年早い」らしいが、200年以上生きている桃白白や亀仙人がようやく少年悟空とまともな戦闘ができていた事実からして、普通の人間ではどう考えても100年ぽっちでは勝てそうもない。
最期はゴテンクスのスーパーゴーストカミカゼアタック(よりによって「神風」である)によってあの世へ強制送還された。
余談
彼らとの戦闘はカートゥーン調で意図的に線が太くカラフルに描かれており、コメディテイストが色濃いエピソードだが、わかりやすく世界征服と独裁を目論んでいた彼の存在は色々と考えさせられるものがある。
ドラゴンボール世界でも、レッドリボン軍等が台頭する前に史実の第三帝国に相当する国が存在し、彼やそれと似た思想の持ち主達による第二次世界大戦に相当する戦争もあったのだろうか。
「髪など染めて、非行少年か?」
モチーフが欧米の、ましてやドイツの独裁者とはとても思えない発言である。
※アーリア人は金髪が多い。