神話
神が吹く、または神界から吹き寄せるとされる特別な風とされ、日本書紀に「神風(かむかぜ)の伊勢(今の三重)の国は常世の波の敷浪の帰する国なり。この国に居らむと思ふ」という和歌がある。
ギリシャ神話に、神が起こした風がいくつも書かれ、和訳では「神風」と表現された。
元寇
2度モンゴルが襲来してきた元寇が起こり、1274年(文永10年)の「文永の役」と1281年(弘安4年)の「弘安の役」の2度ともモンゴルと高麗(朝鮮)の艦隊を暴風が撃破し、侵攻を食い止めたとされる。
しかし、1度目は元軍が戦略的に撤退した後に暴風雨に遭ったのであり、神風は戦況に何らかの影響を及ぼしたわけではない。2度目は旧暦6月(新暦7月)の台風の到来で、博多湾に停泊していた元軍艦隊を壊滅させたが、この時期は台風が定期的に発生するものであり、その事を知らずにいた元軍にとって偶然の出来事ではなかった。
その後、日本を危機から守る伝説の風として伝えられてきた。
軍艦
明治期に日露戦争に備えて建造され、戦争には間に合わず就役した。
続いて「八八艦隊計画」の一環として建造された二代目神風型が有名。
9隻からなる艦型群で、第二次世界大戦(大東亜戦争/太平洋戦争)に奮戦し、一番艦である神風を残して失った。
一番艦の神風はアリューシャン方面攻略をはじめ、北号作戦や四航戦で転戦。終戦時はベトナム方面での輸送任務を務め、シンガポールで終戦、その後は復員船として従事。
詳細はこちら→初代神風型/2代目神風型(駆逐艦)/神風(2代目)
特攻
大戦末期、米軍(連合国軍)の前に劣勢に立たされた日本軍は、体当たり攻撃による特攻作戦を組んだ。人間爆弾「桜花」や人間魚雷「回天」とともに自爆・玉砕する特別攻撃航空部隊(特攻隊)が編成され、「神風」の名が与えられて神風特攻隊となった。
部隊は思ったほどの戦果を上げることはできなかったが、その名は大日本帝国の同盟国ナチスドイツをはじめ、世界に知れ渡った。こうして神風戦術は、
として、実行されるようになった。
現代
世界的には、身の危険を顧みない行動・攻撃の比喩として広まっている。とりわけイスラム過激派による自爆テロは、「神の党」(ヒズボラ)のテロか否かに関わらず、kamikazeと呼ばれることが多い。日本では、命知らずな運転をするタクシーが「神風タクシー」と呼ばれる。
思いがけない幸運に恵まれる事も「神風が吹く」という表現が使われ、ある業界では、女子のスカートの中を拝ませてくれる、奇跡の風として言い伝えられている。
つまりこういうことである。
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GOD BLESS #2
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