図鑑データ
「夕雲型駆逐艦、その九番艦、玉波です。十一水雷戦隊所属となります。戦力となれるよう努めます。」
概要、どうぞよろしくお願い致します。
2022年3月6日、2022年冬イベント『発令!「捷三号作戦警戒」』後段作戦にて、E-4第3ゲージボスマスのドロップ艦として実装された。
同イベントを紹介するバナーにもイベント前段作戦開始時点ですでに登場していたものの、当初は本艦に関する文面での告知はなかった。ただし、当該バナーに一緒に登場していた艦娘に妹の藤波と南西方面艦隊に属していた北上(この組み合わせは玉波戦没に関わる作戦で同行していた)が登場しており、これにより新艦娘が玉波であるという見解が後段作戦が始まるころにはあちこちで見られるようになっていた。
なお、実は2019年の時点で姿は見せており、同年の艦これ公式カレンダーにて32駆の面々(藤波・早波・浜波)が目立つ中、その遠景に一人描かれていた「ススキの穂で顔や髪が隠れて見えない夕雲型艦娘」としての登場が初出である(この時点で32駆では涼波も未実装、ただしのちに実装され、彼女が構図的にススキの穂で隠れるとは考えにくい髪型だったため玉波が最有力となった)。
容姿、ありがたいです。
ぱっと見の髪型は千歳に似たヘアスタイルだがショートヘアで、髪色はすぐ妹の涼波によく似ている。色違いで同郷の陽炎型・黒潮(改二になる前)に似ているという指摘もある(???「偶々や偶々やてー」)。ちなみに「くろしお」の名前の艦とは、実はなんとも因果な形で関わりが…(後述)。
見落とされやすいが首筋に黒子があり、そこはかとない色香を醸し出している。長女が長女であることを考えると、やはり夕雲型の血は争えないということだろうか。
実装後長らく季節限定グラフィックがなかったが、2023年6月14日に梅雨modeが実装された。
落ち着いた私服に身を包みこちらを振り返る姿は、彼女の大人びた雰囲気と相まってまさに見返り美人のよう。
性格の用意、できています。
32駆最年長のためか、おしとやかな優等生系。ちょっと言葉遣いが古風である。
真面目な性格から、親潮や岸波に近い部分もあるが、彼女たちと比べあまり感情の起伏を表に出さない大人の余裕がみられる。
32駆の僚艦たちとの再会を幸せに感じており、彼女たちや提督の世話をかいがいしく焼いている様子。早波の藤波偏愛にも理解があり、「大丈夫ですよ早波さん。藤波さんを獲ったりしませんよ」と語りかけている。
食事はきちんと作れるようで、朝昼にだし巻き、夜にスコッチエッグを乗せたカレーを用意しているところから、卵料理を得意としているらしい。加えて夕食ではサラダを作っているほか、提督の晩酌ではそれに備えてスコッチエッグを多めに準備してくれており、彼女の気配りも相まって料理のスキルは非常に高い様子。
32駆の例にもれず、交友関係は僚艦と当時の第二水雷戦隊旗艦能代という部分は共通。彼女だけの特徴としては、第十一水雷戦隊旗艦の龍田に語りかけるもの、史実で護衛に就いた最上から酒の差し入れをしてもらっていることが挙げられる。
なお、僚艦のことは基本◯◯さん呼びだが、涼波のことだけはスズ呼び。恐らく涼波の強い希望に沿ったものだろう。僚艦からは「タマ」(涼波)、「たーちゃん」(浜波)と(期間限定ボイスを含めれば)呼ばれていることが確認できる(藤波からの言及は現在確認されていないが、上の姉妹への呼び方からおそらく「玉波姉」だと思われる)。
性能、見ゆ…合戦用意!
LV30で改装するまでは割と普通の夕雲型。マリアナ沖海戦後、マニラ湾にて対潜掃討を試み返り討ちに遭う形で沈没した史実を踏まえてか、運の値が【8】と低めである。
他方、改装すると大発動艇系(カミ車系を除く)が搭載できる。三日月とさほど変わらない手間やコストで使用可能になる大発搭載艦とあって、遠征や対地攻撃、輸送作戦などでの活躍が期待される。
余談!? なに!? ……潜水艦?
図鑑番号№474は、№471の巻波、№475の涼波の間となっており、玉波実装時点で№472、№473の2箇所が空欄となっている。玉波実装時点での夕雲型駆逐艦未実装艦は空欄の数と同じ2隻。夕雲型全艦が揃った際、この空欄を埋める形で472に大波、473に清波が入ることになるのだろうか…?
モデルとなった駆逐艦玉波を屠った相手は、米潜水艦ミンゴ。終戦後、このミンゴは敗戦で潜水艦運用のノウハウを喪った海上自衛隊に貸与され、「くろしお」と命名された。
彼女の仇その艦が、のちに彼女と同郷の駆逐艦と同じ名前を冠したことになる。
関連項目ですか? 玉波がお持ちします。
関連する部隊・駆逐隊
関係者?
深海玉棲姫 艦種は「深海甲型駆逐艦」。