激闘!R方面作戦
げきとうあーるほうめんさくせん
『激闘!R方面作戦』および『血戦!異聞坊ノ岬沖海戦』とは、合同会社EXNOA(DMM GAMES)のオンラインSLG『艦隊これくしょん』の期間限定イベントである。
前段作戦は2022年5月28日未明(27日深夜)に第一・第二海域が、同日夕刻に第三海域が開放された。本来は前段全3海域を27日中に同時開放する予定となっていたが、第三作戦海域にシステム上の問題(公式twitterによれば同海域では新システム「反跳爆撃」の実装が告知されており、同海域に追加される特殊戦闘仕様が原因と推察される)が発生したために前段第三作戦海域を切り離しての実装となった。結果的に2021年夏イベ以来の多段階開放スタイルとなってしまった。後段作戦は同年6月17日夜に第四海域が、18日昼前に最終第五海域がそれぞれ開始されている。7月13日終了。
作戦名についてはバナー上において「期間限定海域【前段作戦】激闘!R方面作戦」「期間限定海域【後段作戦】血戦!異聞坊ノ岬沖海戦」と2つに分けて表記されており、前段と後段とで別の作戦名となっている(ゲーム画面上における期間限定海域のアイコンも、これまでは作戦名まで表示されていたのに対し、今回は単に『期間限定海域』とのみ記載されている)。
なお前段は2022年春イベ、後段は2022年梅雨イベとして位置づけられている。
前段・後段合わせて全5海域、札は10枚。
上記の通り二方面作戦のため、詳細は前段・後段に分割して記す。
【前段作戦】激闘!R方面作戦
全3海域、札は5枚。
札名称 | 出撃可能海域 |
---|---|
R方面防備部隊 | E-1、E-3-3 |
進出第一陣 | E-2-1 |
進出第二陣 | E-2-2、E-2-3 |
機動部隊 | E-3-1 |
方面護衛隊 | E-3-2、E-3-3 |
反跳爆撃
前段第三作戦海域にて新たに導入された空襲システム。
大まかな挙動は通常の空襲と変わりないが、「水切り石の要領で目標に向かうように超低空飛行で目標に突っ込むように爆弾を投下すると、目標に激突した爆弾が水面すれすれで爆発する(結果、特に艦船の場合は船底に損傷が出て大きな被害を被る)」という史実での内容を反映してか、空襲に伴う被害が大きくなりやすく、道中の撤退要因となるリスクがかなり高いのが特徴。被害を防ぐには史実同様、制空制圧や強力な対空射撃が有効であるため、対空・制空面の十分な対策がこれまで以上に必要となる。
前段3海域、後段2海域の計5海域。
前段作戦(激闘!R方面作戦)
ステージ | 海域 | 作戦名 | 難易度 |
---|---|---|---|
E-1 | ニューブリテン島ラバウル沖 | 【ラバウル基地への進出】 | ☆6 |
E-2 | ショートランド沖/レカタ沖 | 【進出!R方面航空部隊】 | ☆9 |
E-3 | ビスマルク海/ダンピール海峡沖 | 【死闘!東部ニューギニア方面護衛隊】 | ☆14 |
報酬
- 潜水艦魚雷「後期型艦首魚雷(4門)」:E-1甲作戦突破報酬 / E-2甲 (★2)・乙・丙・丁作戦突破報酬
- 潜水艦装備「後期型電探&逆探+シュノーケル装備」:E-2甲・乙作戦突破報酬
- 陸上攻撃機「B-25」:E-2甲作戦突破報酬 / E-3甲(★2)・乙作戦突破報酬
- 局地戦闘機「紫電改(三四三空) 戦闘701」:E-4甲(★2)・乙作戦突破報酬
- 艦上攻撃機「流星改(熟練)」:E-4甲(★2)・乙(★1)・丙作戦突破報酬
- 副砲「5inch連装砲(副砲配置)集中配備」:E-5甲(★2)・乙(★1)・丙作戦突破報酬
この他、本イベント期間中に実装された以下の装備についても突破報酬として獲得が可能だったため、ここに記載する。
- 大型電探「15m二重測距儀改+21号電探改二+熟練射撃指揮所」:E-4甲作戦突破報酬
- 大口径主砲「試製51cm三連装砲」:E-5甲作戦突破報酬
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再来、坊ノ岬沖海戦
後段作戦は「血戦!異聞坊ノ岬沖海戦」と銘打たれているように、史実モチーフは坊ノ岬沖海戦である。
それを示すように、E-5-3のルートは同じく坊ノ岬沖海戦がモチーフとなった2019年春イベント「発動!友軍救援「第二次ハワイ作戦」」のE-2とほとんど同じである。
これは沖縄救援という任務を果たすべく「大和が沈まずに沖縄へ突入した、史実の坊ノ岬沖海戦のifルート」だと考えられる。
本番となるのは史実と全く違う形で起きた坊ノ岬沖海戦、実際には大和と戦う事のなかったデヨ艦隊こと「第54任務部隊」をモチーフとした敵戦艦部隊との決戦である。
待望と衝撃、二人の改二
作戦期間中の2022年6月8日、「大和改二」及びコンバート改装の「大和改二重」が実装された。『艦これ』サービス開始から9年、姉妹艦である武蔵の改二実装から4年を経て、満を持しての実装である。
これに伴い関連任務も複数実装されており、こちらでは装備ボーナスが得られる複数の装備を獲得することが可能。ちなみにこの任務群で得られる装備の入手難易度はなかなかに高く、任務以外では入手不可能かできても本イベント海域の突破報酬だったり負担がかなり大きい改修更新をこなさねばならなかったりする。もちろんそれだけのレア装備とあっていずれも強力であり、改二となった大和に装備することでイベント海域の即戦力として活躍が見込めたため、提督たちの中には、実装されて間もなく出撃任務を一気にこなして入手した装備を大和に持たせ、そのままイベント海域に出撃させてクリアする、という(主に資源的な)無茶をする者も少なくなかったようである。
他方、本イベント終了後、前段作戦最終海域の報酬艦である早潮に、実装から一か月半という極めて異例の速さで改二が実装された。この改二実装それ自体は彼女の存在が明かされた直後にラフ画という形で予告されていたのだが、まさかのスピード実装に提督たちの間に衝撃が広がることとなった。
なお、このスピード実装に育成が追い付いていない提督たちへ配慮してか、関連する出撃任務は彼女に加え黒潮改二・親潮改二の3名のうち2名を編成すればよい形となっている。
何者だ?空母棲姫Ⅱ
今回新たに登場した敵艦・空母棲姫Ⅱには「11の文字が刻まれた飛行甲板」という明らかにある艦娘と全く同じ艤装が見受けられる。「彷彿とさせる」レベルではない、明確に「同じ」なのだ。もちろん当たり前のように『ある艦娘』もドロップする。
だが史実の同空母はそもそも現在も海の上に残るので沈んですらいない(というより、彼女の姉妹は全員大戦を生残しており、敵によって撃沈された艦自体が存在しない)。
なので撃沈された同国籍の空母と関連がありそうな深海棲艦のような「ある空母の深海棲艦化(だと推測できるような存在)」と見るには少々無理が生じる。
現状で推測するならば「史実における敵空母としての彼女が具現化した存在」なのだろうか?本人の心境やいかに…。
そしてもう一つも動き出す
本作戦中にアーケード版でも「偵察戦力緊急展開!「光」作戦」の告知が予告されE-3-1に必要な輸送用分解済み彩雲のデイリー任務で兼任提督は多忙な日々を送る羽目になっている。
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