ここでは『艦隊これくしょん』に登場するコロラド級について取り扱う。
史実のアメリカ海軍のコロラド級戦艦については「コロラド級戦艦」の記述を参照されたし。
概要
アメリカ海軍の戦艦の一つ、「コロラド級戦艦」をモチーフとする戦艦娘の一種。
2022年6月現在、艦隊これくしょんには3番艦のウェストバージニアは未実装。
日本の長門型、イギリスのネルソン級とともにビッグ7と並び称された戦艦級で、2019年春イベント『発動!友軍救援「第二次ハワイ作戦」』の最終海域突破報酬として1番艦のコロラドが実装された。
本級の実装をもって、アメリカ海軍はイギリス海軍に次いで2番目となる複数の戦艦級を保有するグループとなった。
コロラド実装に先立つ2019年4月30日にはランキング報酬として本級の主砲である「16inch Mk.I連装砲」とその上位版である「16inch Mk.V連装砲」「16inch Mk.VIII連装砲改」が配布されており、この時点でコロラド級実装が期待されていた。
また、2022年梅雨イベント『血戦!異聞坊ノ岬沖海戦』では最終海域突破報酬として2番艦のメリーランドが実装され、イタリア海軍のヴィットリオ・ヴェネト級に次いで2グループ目となる同一艦級の複数の戦艦が実装されている戦艦級となった。
コロラド級は前級であるテネシー級の改良型として、1917年の海軍整備計画において建造された。
元々は35.6cm3連装砲塔4基を搭載する予定であったが、日本海軍が建造した16インチ砲搭載艦である長門型に対抗するために16インチ連装砲塔に変更した。
この為装甲に関しては対35.6cm砲レベルのままだったと言われているが、前級のテネシー級の時点でその時代の16インチ砲対応の装甲が施されていたとも言われている。
しかし第一次大戦から第二次大戦の間は砲と砲弾が急速に進歩した時代でもあり、コロラド級は装甲への改装は3番艦のウェストバージニア除いて大規模な改装は行われなかった為第二次大戦時の16インチ砲には耐えられないとも言われていた。
主砲が連装砲で装備された最後のアメリカ戦艦級で、以降に新造されたアメリカの戦艦級は全て三連装砲が標準となっている。
艦娘
実装済み
- 一番艦「コロラド」(USS Colorado BB45)
2019年春イベント『発動!友軍救援「第二次ハワイ作戦」』の最終海域突破報酬として実装。ビッグ7としては通算4隻目。
現在実装されている戦艦級の中では下から2番目の全長(1番小さいのはガングート)という事もあって小柄で幼い風貌が特徴的。
しかし可也の童顔な上に出撃時での名乗りで息切れしたり何処か背伸びした感もあり、提督達からは「コロちゃん」の愛称で親しまれている。
最近同等かそれ以上に童顔な弩級戦艦が実装された
- 二番艦「メリーランド」(USS Maryland, BB-46)
2022年梅雨イベント『血戦!異聞坊ノ岬沖海戦』(同春イベント『激闘!R方面作戦』に対する後段作戦)の最終海域突破報酬として実装。ビッグ7としては通算5隻目。
史実ではコロラドより先に起工・進水・就役しているため、実装済のアメリカ艦の中では1番の最年長。その為、十分な経歴がある事を評して「メリーさん」の愛称で親しまれている。
未実装
- 三番艦「ウェストバージニア」 (USS West Virginia, BB-48)
※「ワシントン(BB-47)」はワシントン海軍軍縮条約の影響で廃艦となったが次級のノースカロライナ級2番艦にて復活。後に実装されたノースカロライナ級2番艦ワシントン(USS Washington, BB-56)の制服は何処かコロラド級を思わせる制服となっている
事前に提督たちがつけていたあだ名は
「コロラド」・・・「コロちゃんorコロ助」
「メリーランド」・・・「メリーさんorMerry」
「ウェストバージニア」・・・「ウエ様」
余談
コロラド級は二番艦メリーランドが最初に竣工したことからしばしば「メリーランド級」と呼ばれる事もあり、また日本では『戦史叢書』において「ウェストバージニア級(ウェストバージニヤ型)」という呼称がなされた事もあった。すなわち、竣工した姉妹全員が何かしらの形でネームシップ扱いされたというレアな姉妹である。今後メリーランドやウェストバージニアが実装された際にこの事について言及がなされる可能性はなくもない。
なお、2022年6月8日の運営twitterにおいてメンテ後の告知の中でコロラド級を「Merryland級」と呼ぶ場面があったが、これについては只のミスであった模様(当該ツイートは直後に「Colorado級」に訂正再投されている)。その訂正ツイート内で前述のメリーランド実装が予告されていたため、これが原因であると思われる。