史実については「御蔵型海防艦」を参照のこと。
概要
2019年夏季イベント『欧州方面反撃作戦発動!「シングル作戦」』で、次級の日振型に遅れながらも新たに追加された海防艦娘。
艦としての性能は択捉型と日振型の中間といった塩梅。その数字の差も僅かでしかないが対潜値の初期値が高くLv1から先制対潜が可能である。
建造計画当初は「乙型海防艦」として計画され、それまでの「占守型系列」から大きな変更が加えられた。しかし丙型海防艦(第一号型海防艦)や丁型海防艦(第二号型海防艦)が計画されると甲型へ分類は変更されている。
対空・対潜の強化がなされた物のそれでも不十分で次級の「鵜来型」で一応の戦時護衛艦の完成を見る事となる。
艦娘
担当絵師は、中華民国引き渡し後の丹陽(雪風)ら元日本艦のその後の史実を描いた同人誌『台湾の陽々』などで知られる台湾在住の絵師、A士氏。
なお、実装済みの4隻については、襟元に艦名の由来となった島にちなんだブローチが付けられているのが特徴である。
2021年4月25日にA士氏より艦これ八周年のお祝いラストが公開された。御蔵と屋代が手を繋いで末広がりを作っておりここで「八」を表現していると思われる(御蔵型全8隻からかもしれない)
2023年5月6日には同じくA士氏による艦これ十周年のお祝いイラストも公開された。こちらは十周年時点で実装されていた御蔵型4隻が同じくA士氏デザインのヘレナとともにピースサインを披露しており、全員で立てている指の本数を足し合わせると「十」となる。
実装済み
- 1番艦「御蔵(みくら)」
2019年夏季イベント『欧州方面反撃作戦発動!「シングル作戦」』でのドロップ入手艦として実装。
ブローチはドルフィンウォッチで有名な御蔵島に因んでイルカの形。
- 4番艦「能美(のうみ)」
2023年初春~春季イベント『絶対防衛線!「小笠原兵団」救援』でのドロップ入手艦として実装。
艦名は広島県の広島湾に浮かぶ能美島(現在は江田島と陸続き)に由来。
ブローチは能美島と江田島に挟まれた江田島湾がカブトガニの棲息地のひとつであることに因んでかカブトガニの形。
- 5番艦「倉橋(くらはし)」
2022年梅雨イベント『血戦!異聞坊ノ岬沖海戦』でのドロップ入手艦として実装。
艦名は広島県の芸予諸島北部に位置する倉橋島に由来。
ブローチは呉海軍工廠の砲弾発射試験場があった亀ヶ首に因んでか亀の形。
- 6番艦「屋代(やしろ)」
2020年梅雨イベント・初夏イベント『侵攻阻止!島嶼防衛強化作戦』でのドロップ入手艦として実装。
ブローチは屋代島そのもののシルエットが金魚に似ている事や屋代島の対岸に位置する柳井市の名物が金魚ちょうちんである事などに因んでか金魚の形。
未実装
- 2番艦「三宅(みやけ)」:東京都伊豆諸島の中部に位置する三宅島に由来。
- 3番艦「淡路(あわじ/あはじ)」:兵庫県の淡路島に由来。
- 7番艦「千振(ちぶり)」:香川県の千振島に由来。
- 8番艦「草垣(くさがき)」:鹿児島県の草垣群島に由来。