概要
『艦隊これくしょん』の感想・評価タグの一つ。
「おまえのようなババアがいるか」・「お前のような駆逐艦がいるか」タグからの派生で、とても海防艦とは思えない絵に使用される。
実際（pixiv）の例
まだまだ『艦これ』での実装数は少ないが、ロr……、もとい、愛されキャラの多い海防艦娘ゆえ、ちらほらと様々なベクトルのネタ絵がUPされ始めている。
ただし、本来の「海防艦娘」でない艦娘が少なからず混入していたりもする。
ただし……
上で取り上げた衣装交換に関しては、必ずしも無理矢理とは言い切れないかもしれない。大型艦の艦娘が海防艦の格好をするというのは、荒唐無稽に見えて実はありえたかもしれない事ではあるのだ。というのも、占守型が登場する以前の海防艦は、すべて旧式化した戦艦や巡洋艦を転用したものだったのである。例えば朝日は練習特務艦になる直前には海防艦となっていた時期があるし、世が世なら金剛型以降の戦艦娘や巡洋艦娘が海防艦に転向していた可能性もあったかもしれ……いや、あの制服を着ている海防艦はすべて新定義の海防艦（新造艦）なので、旧定義の海防艦（転用艦）があんな格好を果たしてするのかは大いに疑問なのだが。もし寧海級（中華民国海軍軽巡。日本に鹵獲された後海防艦として編入されている）が実装されたらどうなるやら。
また、水雷母艦（早い話が大鯨の対駆逐艦バージョン）や日本初の航空母艦（ただし当時の空母は水上機母艦を意味していた）「若宮」なども一時期「便宜上」海防艦に類別されていた。ある意味、「その他大勢」的な艦種として扱われてもいたのである。もっとも、若宮は戦前に退役済みであり、後継の能登呂や神威が水母になった際には既に「水上機母艦」の類別が存在していたので、「海防艦を名乗る（名乗っていた）水母娘」なんてものが公式に登場する可能性は低い。
尚、海防艦に艦種変更された軍艦の艦名を後世別の艦が襲名するという例も当然ながら存在しており、その結果としてかつて存在した（旧定義の）海防艦と同名の海防艦ではない艦娘が存在するという現象が起こっている。2023年8月12日現在実装されている中では、先述の朝日のように海防艦から更に艦種変更した者を除いても扶桑、千代田、秋津洲、鈴谷、千歳、明石、金剛、比叡、天龍、葛城、大和、武蔵、高雄の13隻がこれに該当する。
一方、旧定義の海防艦の艦名を襲名した新定義の海防艦の例は、命名規則の違いもあってか、未実装艦を含めてもたった3隻（壱岐、対馬、若宮）しか存在しない。
海外においては「海防戦艦」という巡洋艦並みの大きさながら8～11インチサイズの砲を備え、主に自国の海岸線を守る事を主目的とした艦種が運用されていた。多くは本格的な戦艦を保有できない小国にみられ、大国でも主力艦を使うまでも無い平時に運用していた例がある。2018年初秋イベントで艦隊に合流した「スウェーデン海軍」出身の軽巡洋艦「ゴトランド」が時報内で自国の旗艦として「海防戦艦」を上げてる。
