概要
登場は物語第34話。
ベースとなっているのはテイワズ製MS獅電で、カラーリングは白。ユニコーンガンダムではない。
バイザーも通常のモノアイバイザーではなく一本角が付いたスリットアイタイプのものに変更され、左肩にはシールドが装備されている特別仕様。 バックパックには鉄華団のエンブレムが描かれている。
オルガ・イツカの乗機として配備されたが、オルガはついに乗ることはなかった。
登場してから活躍が期待されていたが、起動しないまま、物語が終盤に差し掛かってしまい活躍がないまま終わってしまうかに思われたが・・・
物語第49話にて、ついに目を覚まし戦場に出陣。オルガはすでに他界していたためユージン・セブンスタークが搭乗し残存する獅電部隊と共に後方よりバルバトス達を支援した。
専用に参加しない団員達がトンネル脱出に成功した情報を受け、三日月・オーガスの指示でユージンらは撤退し、そのまま機体を置いて本部を去りその後本部はダインスレイヴの攻撃で壊滅したため機体がどうなったかは不明のままである。一帯が崩壊し本部建物も見る影もなくなっていたため破損したまま放置された可能性が高いと思われる。
専用機なのに乗ってない?
監督である長井龍雪氏によるとオルガ専用機でありながら、オルガを乗せなかった理由は「持ち場を放棄し、モビルスーツに搭乗せざるを得なくなったという状況自体、起きてしまったら、鉄華団は終わっているものである」とのことである。
ただしGジェネレーションシリーズではオルガを乗せることも可能。
模型では
販売中の<HGIBO イオ・フレーム獅電>と<鉄血オプションセット6>に収録されている獅電用バイザーパーツを使いカラーを変更すれば再現可能。
※ただし、左肩のシールドは他のキットから流用するか<鉄血オプションセット8>に収録されているクロウシールドを改造するのがおすすめ。 チャレンジ精神がある方はプラ板を加工して製作してみるのもいいだろう
※エンブレムはHGIBO「ガンダムバルバトス(第6形態)」か1/100「ガンダムバルバトス(第6形態)」に付属しているステッカーを利用するか、それをシール台紙に印刷し使用するかがお勧めであろう。 チャレンジ精神がある方は、塗装や筆で描いてみるのもいいであろう。
この度、<イオ・フレーム獅電改(オルガ機)>としてプレミアムバンダイにて販売が決定
パッケージには、本来搭乗する予定だった「オルガ・イツカ」の姿が描かれている。
キットはランナーの構成上獅電改(三代目流星号)の部品が付属しているため、オルガカラーの獅電改を組み上げることが可能となっている。
SDガンダム外伝シリーズでは
『新約SDガンダム外伝 新世聖誕伝説』では、過去の月の大戦時にジークドミヌスに掌握された旧ギャラルホルン帝国によって他の鉄華団同様モビルメイルの適応者にされた団長オルガが変身する形で「騎士シデン」が登場。他のガンダム・フレームをモデルにした騎士同様、作中の所有者が変身する形となった。元々本機体は騎士の甲冑のような武骨な外見なので、フォルムのアレンジは殆どない。
…のは良いのだが、角部分が稲妻状に曲がって額から垂れ下がっており、オルガの前髪のような形状になっている。