注意点
これは艦これアニメ発祥の二次創作ネタです。原作ゲームで瑞鶴が貧乳であるとする描写は明確にはされていません。
概要
大井が瑞鶴の胸を馬鹿にする意味合いで使われた。ちなみに第5話内では2回言われている。
発端
そもそもの発端はアニメ鎮守府において第五遊撃部隊が結成されたことに始まる。
古来より創作における遊撃部隊は精鋭の名にふさわしい優秀な人材が集まる一方、通常部隊では運用の難しい、軍紀や人格の面で難を抱える者達の寄せ集めとしての側面も持つ。
第五遊撃部隊もその例に漏れず、金剛を始めとする最精鋭を擁しながらも内部の人間関係や艦種の統一は全くと言っていいほど考慮されていなかった。秘書艦である長門の言からも、提督から(練度はどうあれ)曲者揃いと評されていたことが窺える。
第五遊撃部隊事件
そんな中、旗艦決定のための会議の場で事件は発生する。一航戦と五航戦の確執、重雷装巡洋艦娘の排他的な結束を引きずっていた時点で、問題が発生するのはもはや必然とも言えた。
当然のごとく紛糾に紛糾を重ねた話し合い。艦娘たちの容赦無い言論爆撃・精神雷撃の応酬の中、正規空母「瑞鶴」は重雷装巡洋艦「大井」を軽巡と誤認するという致命的ミスを犯す。無防備な瑞鶴に放たれた二発の言葉の雷撃は薄い胸部装甲を突き破り、心の火薬庫を直撃する。大爆発を起こした瑞鶴の名誉は入渠シーンでの抵抗も虚しく、瞬く間に水底へと沈んでいった。
これこそが「甲板胸」の三文字であり、単なる不毛な数分を一部の空母娘にとっての「魔の五分間」へと変えた悪夢の一撃であった。
誘爆、そして制胸権の喪失
惨劇はこれだけでは終わらなかった。瑞鶴はそこそこの装甲厚を有していたため、彼女よりも胸部装甲の薄い一部の空母娘達が連鎖的に誘爆、炎上することになった。とりわけ、以前よりその胸部装甲の脆弱さを指摘されていた軽空母「龍驤」は極めて深刻な被害を被った。その他の軽空母、装甲空母も被害を受け、「フラット3」と謳われた一部の空母娘達はある意味で壊滅。制胸権を完全に喪失することとなる。
しかし悲劇はこれだけでは終わらなかった。事件から数日後の2015年2月6日、敗走するフラット3は運営の妖精さんから苛烈な追撃を受ける事となる・・・。
貧乳空母戦隊に心強い援軍が!
反論
後世の歴史家によれば、たとえ魔の五分間がなくとも遅かれ早かれ瑞鶴は正規空母達の圧倒的で豊満な物量に押し切られていたという声もある。
フラット3の構成艦はいずれも正規空母に艦載機搭載数の劣る軽空母、及び装甲空母である。対して正規空母は雲龍型を筆頭にいずれも豊かな胸部装甲を持つ艦娘達であり、瑞鶴は正規空母として活動するには胸部装甲が薄すぎた、との指摘である。しかし、艦種と胸部装甲が必ずしも一致しないのは駆逐艦や軽巡の例を見れば明らかであり、ただの推論にすぎないとの指摘も多い。
また、重雷装巡洋艦と軽巡洋艦を誤認したのは明らかな瑞鶴のミスであり、中破絵・大破絵を確認すれば姉妹艦であるはずの翔鶴との間にも若干の差があるように見えなくもない。とりわけトラック泊地における入渠の記録映像では瑞鶴は翔鶴に僅かに、されど明確に胸部装甲が劣っている事がはっきりと確認できる。瑞鶴は、正規空母にて最も胸部装甲の薄い艦なのである。これらから起きるべきして起きた歴史の必然である可能性は必ずしも否定は出来ないのである。
記録の信憑性
艦娘に関する各種情報は、元々記録ごとに大きな食い違いが見られる。
しかし、上記のトラック泊地で撮影された映像が含まれる一連の記録については、雷巡北上の胸部装甲に関する部分に明らかな水増s・・・改ざんの痕跡が見られる。戦中の混乱を利用し、第五遊撃部隊事件に関わった何者かが都合の悪い事実を隠蔽しようとした可能性が高い。ならば、瑞鶴に関する記録もまた誤りがあるのではなかろうか?直ちに正確性の検証を―――
・・・誰かな、こんな時間に?