登山鉄道

とざんてつどう

急勾配の斜面や広大な谷間などに敷設される鉄道の総称。

🚞概要

明確な定義はないが、一般的には山間部や山岳地帯を昇降・横断のために開通した鉄道全般を指す。

最初期に欧州で実用化されたのは、専用の蒸気機関車を使用したものであった。

今日では専ら観光や登山客輸送のために維持・新設される場合が多い。

日本では小田急箱根(箱根登山鉄道)が、通常の鉄軌条を用いた唯一の登山鉄道として有名である。

過去には軽便鉄道ではあるが草軽電気鉄道が存在したほか、東武鉄道伊香保線などが存在した。また長野県の菅平高原には、バブル景気のときにスイス仕込みの本格的な登山鉄道を、菅平牧場から根子岳に向けて敷設する計画が存在していた。

関連項目

鉄道 山 谷 登山

ラックレール　アプト式 スイッチバック　重連

ケーブルカー ロープウェイ