概要
『変身忍者嵐』第45話「白髪鬼!恐怖のバリヤー攻撃‼」に登場。
中国の出身とされる悪魔で、法力で石棺の中に三千年もの間封印されていたが、大魔王サタンの力によって復活を遂げ、日本へとやって来た。人前に現れる際は「ニーハオ」と挨拶するお茶目(?)な一面を持つ。
ちなみに白髪鬼の出身国である中国は西洋ではなく東洋である為、西洋妖怪ではなく中国妖怪である様な気がしないでもないが、気にしてはいけない。
例え首を斬られても死なない不死身の怪物で、自身の僕にした人間を白髪の不死身の体に変える事ができる。
また手にした刀から発するバリヤーは、白髪鬼の声以外のものを通さず、相手を閉じ込めてしまう武器でもある。尚、バリヤーは白髪鬼が術を解かない限り脱出不可能であるらしい(ただしハヤテは偶然、白髪鬼の髪が挟まり術が不完全であった為、脱出に成功している)。
黒雲党を自身の配下に仕立て上げ、ハヤテから「サタンの鈴」を奪い取ろうと目論むが、さしもの不死身の怪物も正義の光線・『ガンビーム』の前では不死性が無力化されるらしく、最後は首を絶たれた上で胴体を『ガンビーム』で粉砕され滅ぼされた(あるいは首を斬られた上で、胴体を破壊されると不死性が失われる、あるいは胴体こそが白髪鬼の本体だったのかもしれない)。
黒雲党
陣内・彌八・伴作の三人組から成る、村や町を荒らしまくり、無差別に現地人を殺害する極悪非道の強盗集団で、遂に岩槻藩に捕らわれて処刑寸前になる所を白髪鬼に救われ配下となり、白髪に隈取りのある顔の不死身の体を得た。
弱点は白髪の部分で、この部分を引っこ抜かれるとたちまち力を失って不死身ではなくなり、命を落としてしまう。
余談
白髪鬼のモチーフは、恐怖のために一晩で白髪となってしまった貴族で、妖怪ではなくただの人間である。