チームウェイブに属する冒険妖精の村にうまれた少女、百景妖精アセビ。好奇心旺盛な彼女はミロクと出会い世界を旅することになるが……そこでいくつもの世界の真実を知る。
快活で明朗な性格のアセビはどこの世界に行っても新たな仲間に囲まれた。
概要
DM24-BD5『エキサイティング・デュエパ・デッキ アセビと異世界フェアリーたち』にて登場したクリーチャー。
元々はDMART-18『神アート 超獣世界の歩き方 ~アセビ見聞録~』で登場していたキャラクターで、収録されたカードのイラストに後ろ姿だけが描かれていた。
それ以外はミロクと交流があったこと程度の情報しかない詳細不明の人物だったが、DM24-BD5でのカード化に伴い、詳細な設定が判明した。
また、その情報から予想されていた通り仙界に所縁のあるクリーチャーだったようだ。
名前もスノーフェアリーとオリジンの命名法則に沿っている。
- 「アセビ」は植物のアセビで、花言葉は『献身、犠牲、清純な心、あなたと二人で旅をしましょう』。特に最後の部分は旅人設定と合致している。
- アンドロメダは古代ギリシャの女王だが、アセビの英名が『Japanese-andromeda』であり、両方に掛かっている。
- クシナダはオリジンの法則から、当然クシナダヒメ。
特にアンドロメダとクシナダは、神話の役割から花言葉の「犠牲」の部分と合致する。
カード効果
レアリティ | SR |
---|---|
コスト | 光/水/自然文明(5) |
カードタイプ | NEOクリーチャー |
種族 | スノーフェアリー/オリジン |
パワー | 7500 |
能力」 | NEO進化:光、水、または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(カードが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う) |
ジャストダイバー | |
W・ブレイカー | |
このクリーチャーが出た時または攻撃する時、カードを1枚引く。その後、コスト4以下のスノーフェアリーを1つ、自分の手札またはマナゾーンから出してもよい。 | |
自分のクリーチャーが破壊される時、墓地のかわりにマナゾーンに置いてもよい。 |
スノーフェアリーでは珍しい、トリーヴァカラーのNEOクリーチャー。
ジャストダイバーで打点も高めで、進化すれば即攻撃可能なので、運用次第ではかなり攻撃的なカード。
第1効果はドロー&踏み倒し。
《「正義星帝」〈鬼羅.Star〉》を思わせる効果で、出た時と攻撃時にドローでき、その後コスト4以下のスノーフェアリーを1つマナから出せる。
コスト4以下となれば、初動のマナ加速のスノーフェアリーは何枚も存在し、後続の弾を補充可能。
《完璧妖精ビスカX》ならマナからの回収、《応援妖精エール》でマナを2枚アンタップでき、《魔誕妖精スイセン》を出せれば除去orシールド増加が使える。
「スノーフェアリーを1つ」なのでタマシード等も展開でき、スノーフェアリーが揃えば《氷結龍ダイヤモンド・クレバス》に繋ぐのも容易となる。
第2効果は破壊時限定の置換効果。
タイミング問わず、破壊さえされてればマナゾーンに移動でき、こちらは種族指定も無い。
《霞み妖精ジャスミン》、《悪魔妖精ベラドンナ》の様な自壊系との相性は説明不要で、自身がジャストダイバーで生き残りやすいので、相手ターンで除去を耐えながらマナを稼げる。
全体的にスノーフェアリー寄りで、オリジンである利点はあまり無いが、《聖霊王イカズチ》とのコンボは強力。
このクリーチャー自体がイカズチの進化元にもなれ、展開効果と絡めれば無限攻撃が可能となる。
そして、《探究の絆》が登場した事で話題となり、2ターン目に適当なマナ加速を打てば、次のターンに《探究の絆》からアセビを踏み倒せ、色も自然・水なので無理なく使える。
スノーフェアリーの攻撃力を高めつつ、今後のカードプールで更に化ける、かもしれない1枚である。
背景ストーリー
快活明朗な性格で、ゆく先々でスノーフェアリー達と仲良くなっている。
故郷はチームウェイブと関係がある冒険妖精の村で、当初は「冒険妖精アセビ」という名前であった。
つまり、新章デュエル・マスターズの世界出身。
風光明媚な超獣世界を旅して、その記録を残しているらしく、海面に浮かぶ社、花園を翔ける火の鳥、光る蝶が舞う泉、光と影に彩られた聖堂、童話に出てくる様な家を記録していた。
当初はオリジンの末裔である自覚は無かったが、オリジンの秘宝を手にする冒険の過程で、自分の出自と運命を知る。
ミロクとは面識があるようで、彼女から譲り受けた、もとい気まぐれで貰ったテレポート装置を使って様々な超獣世界を旅しており、とある上位存在が管理する世界や、旧パンドラ・スペース跡地を訪れる。
ちなみに、アセビの冒険はサファイア・バンキッシュによる誘導らしく、彼女が自身の正体を知る事で、新たな戦いの切っ掛けになるのを期待していた模様。
また、バンキッシュの導きで旧パンドラ・スペースの正確な場所に辿り着いたので、プリンとリュウセイがパンドラ再建をする上で、必須となる情報を計らずも得てしまっている。
世界樹妖精カルミア・ディダノスの計らいにより、オリジンとしての記憶を取り戻す事に成功するも、その記憶を怪盗妖精カサブランカに盗まれてしまう。
だが、五龍神とオリジン達の戦いの真実が、自身の秘密に関わる事を知った為、龍幻郷を訪れる。
そこで出会ったボルシャック・ヴォルジャアクから、何かしらの情報を聞いた模様。
更に、アセビの冒険を付け狙う存在、裏斬隠が暗躍。
ちなみに、裏斬隠の頭領の種族はオリジンである。
オリジンの末裔なので、彼女を中心に大きな戦いが起きる事が示唆されている。
関連タグ
光器クシナダ:オリジンで「クシナダ」繋がりのクリーチャー。効果も限定的だがサポートに使える。