CV:山本智哉
人物
ゴーハ第7小学校の新聞部部長を勤める少年。普段は無口で鬱屈とした風貌をしているが、素顔はかなりの美形。さらに、前髪をかきあげると饒舌になり、態度も挑発的になる。
他の新聞部部員であるマサル、ニコと共に遊我達の事を取り上げるが、実際にはラッシュデュエルは「最低最悪のルール」「まさにデュエルへの冒涜」「底の浅い子供だましのルール」といったフェイクニュースを報道してしまう。さらにルークの事を「自分が王様で、ほかの生徒たちの事を家来だと思っている」と書き、それが彼の逆鱗に触れてしまい彼とデュエルをする事になった。
ただ根拠なく決めつけたわけではなく、ラッシュデュエルを研究した結果「経験の浅い自分でもやれる底の浅いルール」と解釈したようだが、実際にラッシュデュエルをやらずに報道していた為、結果的にフェイクニュースとなってしまった。
元々悪い噂が立っていたようで、恐らくこれまでも碌に実践や取材もせずに考察だけで判断し、早とちりによる勘違い報道をし続けて来たのだろう。
しかし、一部の視聴者から彼のデッキの構想を見るとラッシュデュエルよりOCGの発想に近く、無意識にOCGに偏っていた可能性は高い。
ルークとのデュエルで彼を追い詰めるが、最終的には状況をひっくり返され敗北。敗北後は改心し、ラッシュデュエルを面白いと感じ、改めてラッシュデュエルを好意的な内容にして新聞を作り直した。(その際にルークに頼まれ、ルークの顔を王様、学人とロミンの顔を召使いに合成した写真の記事を作った)
「報道の理念は真実を伝える事」と言う信念があり、実践して得た経験はしっかりと受け止めるし反省もする。
小学生ならではの未熟で浅慮な部分はあるものの、反省すれば自分でそれを変えようとする事が出来る。
実際にルークとのデュエルの後の彼らの新聞は、七小だけでなく隣町にも影響を与える程のものとなった。
13話では、ロアロミンのライブ会場までヨシオに連れてってもらう形で再登場しセブンスロード・マジシャンに関するデータを持ってきた。
チームバトルロイヤル編
新聞部メンバーで結成したチーム号外号外として参加。
ダイナミクスで勝ちまくったハント達の次である4位に食い込んでいた。
ゴーハ社員編
72話
金儲けすべく悪事を働こうとした後藤ハントを止めるべくデュエル。
初手後攻で出されたダイナミクスによってピンチに追い込まれるが、
ダイナミクスの効果で焼かれる前にタフロイドが暴いた5枚のモンスターカードを活用。
「瓦バーン」でハントのライフを燃やし、「報道艦轟鎧號 疾風迅雷」でダイナミクスを弱体化した後に撃破。見事逆転勝利を果たした。
デュエルの後に天井が崩落し、その際に落ちたとされる「ゴーハ・ユウガ」と書かれたIDカードをルーク達と共に発見。
ゴーハの業務内容を知りに来たら、ゴーハ社を揺るがすとんでもないネタが転がり込んで来たのだった。
デュエルの王編
ゴーハ・ユウガとのデュエルに負け、記憶を封印される。
しかし、ルークのデュエルで再び記憶を取り戻す。
使用デッキ
機械族を中心としたデッキ。
相手のバトルフェイズを強制終了したり、墓地からエースカードを呼び出したりとラッシュデュエルを研究してただけあってその実力は高い。
デッキピーピングからエースモンスターをデッキボトムに送り、手札コストに使ったモンスターを蘇生させるなど、墓地を活用しており、OCG的な構想で組まれている。
締めにコンボによって3体並べたエースモンスター特報マシン・タフロイドの途切れる間もない圧倒的報道攻撃で相手を畳みかける。
また、タブロイドのデッキピーピングを活かして相手のエースをボトムに送り込む、ボトムのカードを使ったバーンや弱体化等をしてくるので、かなり新聞屋らしい情報アドバンテージ活かすテクニカルなプレイヤー。
更にフュージョンを手に入れた事で新エース、報道艦轟鎧號 疾風迅雷が加わった。
相手デッキのトップ7を暴きつつ、相手モンスターをパワーダウンさせるこのモンスターによって、報道攻撃に磨きがかかった。
デッキに潜む相手の秘密を無慈悲に暴き立てる様はまさしく報道の暴力。
関連タグ
朱美みかん:バクローと同じ新聞部の部長だが、彼とは逆に嘘は書かず、代わりに対象になった人物の恥ずかしい過去や知られたくない秘密を記事にする(主な被害者は1人の幼馴染の男子生徒)と言った外道な事をしている。しかし、その記事それぞれには隅に"フィクション"である事をほのめかすメッセージを入れている。