概要
2016年11月24日よりフジテレビの深夜バラエティ「#ハイ_ポール」の番組内で放送されている短編アニメーション。放送時間は約2分程。
「メジェド様初のアニメ化作品」として話題を呼んだ。
だいたい紀元前3000年ぐらい(アニメのナレーションまま)のエジプトが舞台の世界で、人間と共存している神々の生活を描いている。
OPのボーカルやCVといった声の演出は全て森川智之が担当しているのも特徴。
2017年8月2日にDVDが発売された。
登場人物
下々の者
イアビ
神々のお世話係に選ばれた青年。
温和な性格だがマイペースかつ世間知らずな所があり、度々アーケウに突っ込まれたり呆れられたりしている。
神々をあまり敬わないアーケウに対して様を付けるように注意しているが、効果は薄い。
名前の意味は「弱い」。
アーケウ
イアビの友人で、ミイラ作りの仕事をしている男。
神々を「氏」付けで呼んだり、「犬」「猫」呼ばわりなどするためその度にイアビに「『さま』ね」訂正されている。
天然なイアビへの突っ込み役だが、時に神々の力を私欲に利用しようとするなど悪知恵が働く時もある。
名前の意味は「友人」。
神々
正体不明の神。
神々の中で唯一壁画の姿に近いデザインとなっている(と言うより元々デフォルメのしようがない姿なのだが)。
目からビームを発射し、しかも破壊だけでなく一定の形に成形することもできるなど応用範囲も広い。心臓を食べるという設定は受け継いでいるものの、どうにも食事感覚で食べている節がある(しかもイアビ曰く「新鮮な心臓が好み」との事)。
アーケウの事をやけに気に入っており、彼に付きまとうなどのストーカー行為をする。
一方で彼の言う事は素直に聞くようで、ハロウィンのカボチャ作りをボロボロになるまで手伝わされていた。ただしアーケウが日付を間違え散々作らされたカボチャが既にただの不良在庫となったと聞かされた際は流石に怒ったらしくアーケウをビームでお仕置きした。
太陽神。
史実の壁画の姿とは異なり、見た目は丸々としたスズメそのもの。鳴く時もチュンチュンと鳴く。
普段からピラミッドの頂上で寝てばかりいるので「ほんとはスッゲー弱いんじゃないの?」とアーケウに言われたりする始末だが、実際は地球に落ちようとしている隕石を破壊するなど最強クラスの力を持つ。
ちなみに、ラーのモデルとなったハヤブサはスズメやオウムに近い仲間の鳥である。
冥界の神。
人型ではなく、黒毛の可愛らしい犬にデフォルメした姿になっている。
吠えられると死ぬ。イアビ曰く「滅多に吠えない」との事だが、虫を追いかけ回した際に吠えまくったが為にイアビ達だけでなく町の人間の大多数が死んでしまった事がある。あくびをすると生き返る。
豊穣と性愛の神。
アヌビス同様に人型ではなく、姿は可愛らしい黒猫そのもの。
顔を洗うと雨が降り、凶作の危機を救った……かと思いきや雨を降らせ過ぎて大洪水を起こしている。
ミイラで爪を研ぐ癖があり、アーケウを困らせている。
子だくさんでもあり、風邪をひいたイアビとそれを看病するアーケウの元に大量の子供達がやって来て二人を温めている。
その他
隊長
多数の兵を率いてイアビ達の暮らすナイルの地へ攻め込み、占領しようとしている人物。
しかし、進軍している所をラーに連れて来られたメジェドの目からビームによって壊滅させられる。
関連イラスト
関連動画
ニコニコ動画とYoutubeにて本編1~4話までと特別編一話が常時配信されている。