突破レスキュー
とっぱれすきゅー
日本テレビ系列で放送されているバラエティ番組「THE突破ファイル」内の1コーナー。
主に「警察」が舞台である「突破交番」や「出動!アメリカンポリス」、「空港」が舞台である『突破空港税関』のように巷に起こる事が多い『消防署』を舞台に、様々な災害で危機を迎える人や怪我人を助けるレスキュー隊の活躍を描く。
当初は突破役を若手俳優かぺこぱのシュウペイがメインだったが、近年では隊長役のとろサーモン・村田が事実上主役を務め、初期の2人はサポートの新人隊員役が大半、また一部回では消防局で連絡役を務め、民間人が突破法を見つける役も兼ねている。
また、他の募隊員役は大半筋肉芸人が多く、当初は冒頭コントのような筋トレシーンが多かったが、近年ではガチの消防訓練や本当に肉体を使った突破方法(主な例では電波塔火災が起こり消化する為、ストック用の水が減ってきた際、唯一水が使える水道からポンプで水を溜めて、バケツリレーのように火災中の現場に届けた)が起こす事が大半となり、芸人達の芝居以上に体力消費が多く見られる(事実、前述の電波塔火災で出演したシュウペイが「辛い事」を述べている)。
また、レスキュー隊の設定上、男性が主軸だったが、女性のレスキュー隊員の登場や自衛隊、警察の出演者が登場することがある。
突破消防署
舞台となる消防署のレスキューチーム。「突破交番」のように隊長の村田(初期回は八木)以外は基本的に○○(演者の名字)隊員と呼称される。
- とろサーモン・村田隊長
突破消防署レスキューチームの隊長。生真面目でよく部下達に叱る事が多いが、人の命を救う熱い思いや、明らかに危ない状況から人を助ける冷静さも併せ持つ。
- 成田隊員(ぺこぱ・シュウペイ)
翼腕をクロスされちゃらけたこと(所謂シュウペイポーズ)を言う事が原因で村田隊長によく叱れれる人その1。しかし、初登場で脳出血で倒れ電話を掛けたが、言葉が回らない状況で居場所の特定方法(場所を順番に言い場所が合致したら持っていたスマホで叩いて場所を特定させた)を見つけたり、トンネル工事で起きた火災と同時に起こった有毒ガスで、現場の消火が困難になった状況の打破法(工事に使っていた送風機を逆流させ、煙を逃がす排気口にさせた)を思い浮かぶ等、頭が回る。
- 中山隊員(なかやまきんに君)
突破消防署屈指の肉体派。だが毎回行う無茶苦茶な筋トレ法が原因で、村田隊長によく叱られる(あるいは呆れられる)人その2。
だが、人を救う思いは本物で、時には自らの体を使い突破口を作る勇敢さを併せ持つ。
- 賀屋隊員(かが屋・賀屋)
主に成田隊員の先輩役。だが、そのサラサラヘアーが原因で村田隊長によく叱れれる人その3。なお、近年ではヘリコプターのパイロットとして登場する。
- 中島隊員(中島健)
初期の頃から登場した若手隊員。若手故、訓練で失敗することが多く、村田以下隊長によく叱られる人。しかし、事故に遭った子供を励ましたり時には状況打破の機転を聞かせる。
- 井上隊員(松田リマ)
突破レスキューでは初の女性レスキュー隊員。明るく真面目だが、バックビルディング現象が起きた土砂災害で救助に焦り瓦礫が崩れそうになり(幸いにも後述の永島とと横山が助けてくれた)救出後、村田隊長に思い切り叱られ成田隊員が励ましてもらった。
- 桜井隊員(桜井日菜子)
女性、しかも1番過酷とされている山岳レスキュー専門隊員。努力家で村田隊長や賀屋隊員から安心して見守れる。また、ほぼ垂直の断崖絶壁の怪我人を救出する方法(ワイヤーで崖からつり下がりワイヤーを揺らしてもらい遠心力の原理で救助者の所に向かった)のように女性レスキュー隊員ならではの頭の回転を見せる。
2022年2月24日のSPに登場した山岳救助隊員でHuluで第3期配信開始、及び翌日放送の特別編の放送が決まったドラマ『君と世界が終わる日に』とのコラボに合わせて登場。
真面目なだがユーモラスな面も併せ持つ。
崖から落ちた女性(水谷果穂)の救助の途中急流で移動できないお状況への突破手段(持ったタンカを持ち上げベルトコンベヤーのように動かした)を思いつくなど頭の回転もも回る。
山岳救助専門隊員で40代の年齢にかかわらず人命救助の事を思い、本部からの管理職への誘いを断って現場を選んだ実力者。村田隊長とは同期であり、そのためか村田隊長に呆れる面もあるが数少なくため口をすることがある。