概要
和歌山県和歌山市中之島にあるJR西日本阪和線の駅。駅番号はJR-Q53。
紀和駅及び海南駅と並ぶ和歌山県で数少ない高架駅であるが、他の2つと異なり盛土上にホームが存在する。
開業時からの古い駅舎も残っており、それが一種の名物ともいわれている。隣接してもう一つホーム跡が残っているが、これはかつての和歌山線ホーム。紀和駅(初代和歌山駅)まで和歌山線がまっすぐに伸びていた頃に、乗り換えに使われていた。
駅構造
相対式2面2線の盛土上の高架駅。分岐器や絶対信号機を持たない為、停留場として分類される。
無人駅且つ和歌山駅の隣で1.2kmしかない為、不正乗車の温床と化していた。
対策として簡易タイプ自動改札機と監視カメラが設置されたが、それでも抑止力にはならず、更なる対策として現在は扉の付いた通常タイプの自動改札機へ交換されている。
結果的に二度手間になるなら最初から通常タイプ自動改札機にすればよかったんじゃね?
どうやら現在の改札機は他の駅から調達した中古品らしく、通常から簡易タイプの自動改札機へ交換された駅のモノだった可能性が高い。
一方、長滝駅と山中渓駅は簡易改札機の無人駅のままであり、不正乗車の舞台が当駅から長滝駅と山中渓駅へ変わっただけであり、(阪和線内に限れば)これら両駅の間を運賃チケットレス出来てしまう状態も放置で、対策としては詰めが甘過ぎる。
利用状況
- 2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は429人である(和歌山県統計書より)。
利用状況比較表
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
---|---|---|
2008年(平成20年)度 | 278人 | 556人 |
2009年(平成21年)度 | 274人 | 548人 |
2010年(平成22年)度 | 261人 | 522人 |
2011年(平成23年)度 | 295人 | 590人 |
2012年(平成24年)度 | 354人 | 708人 |
2013年(平成25年)度 | 378人 | 756人 |
2014年(平成26年)度 | 389人 | 778人 |
2015年(平成27年)度 | 403人 | 806人 |
2016年(平成28年)度 | 398人 | 796人 |
2017年(平成29年)度 | 407人 | 814人 |
2018年(平成30年)度 | 429人 | 858人 |