細巻き

ほそまき

ホソマキとは和食綱 米飯目 酢酸調味飯亜目 巻簾科 単具属に属する料理の総称。

主な仲間

• 酢酸調味飯亜目

　-巻簾科

　　・単具属

　　・多具属：フトマキ

　-握飯科

　　・握飯属：ニギリズシ、グンカンマキ

　-型箱科

　　・型箱属：ハコズシ、オシズシ

　　-散具下科

　　　・散具属：チラシズシ

• 醗酵飯亜目

　-醗酵飯科

　　・醗酵飯属：フナズシ

真面目な概要

恵方巻きに代表される太巻きは、関西における巻き寿司の代名詞となっているが、江戸前に代表される関東の巻き寿司はこの細巻きを指す。

太巻き程の絢爛さは無いが、シンプルな味のモノが揃っており中休みに〆にとさまざまな楽しみ方があるのが特徴。もちろんその為、中に入るネタも様々。

代表的な細巻き

• かっぱ巻き：生のきゅうりを巻いた巻物。ワサビの有無は店次第。
• かんぴょう巻き：生食魚類が安価となったためメニューの片隅に追いやられた、かつての巻き寿司の代名詞。戦後の小学生にとって、お弁当の花形。
• 新香巻き：お新香(と言うよりたくあん)を巻いたモノ。お新香のさっぱり感で、舌のリセットに最後の〆にとマルチな活躍を見せる。なお、北海道ではキュウリの粕漬けを用いた物を新香巻きと呼ぶ為、その辺は要注意(特に下戸の方)。
• 鉄火巻き：手巻きずしでもメジャーなネタだが、細巻きでも代表格と言って差し支え無い。なお一部地方では、マグロだけでは無くカンパチやハマチを使ったバリエーションがある。
• 涙巻き：超上級者向けの細巻き。中に巻くのはわさび。超強烈な辛さと刺激が襲いかかる通好みの逸品。決してゲテモノではない。

その他にも、納豆巻き（挽き割り納豆を具にしたもの）などがある。

外部リンク

赤か白か？ 選べる長崎の鉄火巻き