花子とアン
はなことあん
これから始まる あなたの物語 ずっと長く道は続くよ
にじいろの雨 ふりそそげは 空は高鳴る
貧しい小作人の娘から、英米児童文学の代表作赤毛のアンの翻訳を成し遂げた村岡花子の生涯を描いた作品。中盤からもう一人のヒロインとして蓮見蓮子が登場している。
村岡恵里(花子の義理の孫)の「アンのゆりかご 村岡花子の生涯」を原案としている(原作ではない)ドラマ。
なお劇作上の都合などから完全な伝記作品とはならず、あくまでも原案作品に描かれている村岡花子の生涯をモデルとして調整と脚色を加えた架空のドラマ である。そのため各回のラストにはこの物語はフィクションですの注釈がつけられている。(これは同様の手法で制作されたシリーズ作品である『カーネーション(モデルは小篠綾子とコシノ三姉妹)』『ゲゲゲの女房(モデルは水木しげる・武良布枝 夫妻)』『あぐり(モデルは吉行エイスケ・あぐり 夫妻と吉行三兄妹)』などにも共通する)
特に脚色の部分には「赤毛のアン」そのものをモチーフ・オマージュとした、いわゆるネタシーン・ネタ設定を、これでもかと盛り込んでいる。また、大正時代の一般風俗の描写を重視し、日本史上(戦前)最大のNTR事件である白蓮事件すらも描写している。
一方で史実において本人が行ったナチスへの賛美礼賛行為や思想的検閲への加担、戦争への積極的な協力・加担行為が意図的に隠蔽されているなど偏向的であるという批判がある。
各回のナレーションは美輪明宏が務めている。
甲府の山の中に在する小作の家に生まれたはなは、物語好きで空想癖がある上に自らの名前がイマイチ気に入らず、周りの人間に「おらのことは『花子』と呼んでくりょう!」と叫ぶ変わり者の少女だった。家の手伝いをしながらも変わり者な、はなに対して周囲の目は奇異なものを見るようであったが、行商人であった父親は、そんな娘の才覚を知って、他の家人や隣近所の反対を押し切り、はなに学問を施す。
やがて成長した「はな」は父の強引な勧めで上京し女学校に進学。教養を身につけ故郷で教師となるも作家としての才能を見出されて再上京。出版社で働く中、印刷会社の息子である村岡英治と出会い結婚。児童文学の翻訳家として出版社から独立し村岡花子と名乗るようになる。
関連記事
親記事
兄弟記事
コメント
pixivに投稿されたイラスト
すべて見るpixivに投稿された小説
すべて見るさようなら、修和女学校
…本編とは、意味が違いますがw ドラマ自体は、ちょこちょことしか見ていませんが… 見始めた時から、百合臭いとは思っておりました(笑) 思わず今日、親が見ていたのでカッとなって書いてみました。 花が、逃げようと言った時に連様が答えていたらどうなっていたのか? を、簡単に妄想を入れつつ書いた感じです。ええ。1,242文字pixiv小説作品- 赤毛のアン
【花子とアン・葉山蓮子】大文学会ののちに
本日(5/3)放送分の『花子とアン』より(放映と少し違う部分もあります)。終わりの方に出てまいります歌詞はTHE BLUE HEARTSの『Train-Train』と『青空』をアレンジ致しました。表紙は寒天様のhttp://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=40092914をお借り致しました。どうもありがとうございました!1,720文字pixiv小説作品 - 花子とアン
腹心の友と呼ばれたい
花子とアン二作目です。 前回は名前しか出なかった醍醐さんのお話。 私は醍醐さんがあまり好きじゃなかったけど、この話はすぐに書き終わりました。 私も醍醐さんと同じ気持ちになった事があるからです。 そう考えると、嫌いなのは同族嫌悪かもしれません。 今回一人称をキャラで変えました。 醍醐さんと蓮子さんは「わたくし」で、はなさんは「わたし」です。 間違っていたらすみません…。 後、前回気がついた矛盾の言い訳を。 醍醐さんは文学会後に寄宿舎を出ているのにはなさんが「同室」と言ってます。が、きっと勘違いでしょう(酷)後、初恋を経験していない蓮様が恋に詳しいのは、本や和歌が好きだから…って苦しい? 前回閲覧、評価、ブクマして下さった皆様、本当にありがとうございました!!感謝です(^_^) ※若干修正しました。3,408文字pixiv小説作品 【花子とアン】蓮子ん笑顔が見たか【伝助×蓮子】
朝の連ドラの伝助さんがかわいすぎてついカッとなった。反省はしてません。 伝助さんと蓮様は是非仲良くなってほしかった……! いや、史実を知ってるから無理だとはわかってるんですけどねー! いいじゃないですか、年の差。いいじゃないですか、高嶺の花。思いがすれ違いまくりの伝助さんが切なくて花ちゃんに愛のキューピッドを頼んだよ! 妄想設定追加している&あんまりちゃんと考証してないので、ノリで読んでください。2,529文字pixiv小説作品- 花子とアン
【花子とアン】ふじちゃんにパルピテーション!/せんべい殺人事件他
【2015年8月13日】『花子とアン・徳丸甚之介 ふじちゃんにパルピテーション!』『嘉納蓮子 せんべい殺人事件』『嘉納伝助 さらば、俺ん愛しきお姫しゃん』の3編を収録致しました。 1、2頁【ふじちゃんにパルピテーション!】第49話より。徳丸さん良い地主様ではございませんか!需要はないと思いますがピュアな甚之介さんを書いてみたかったので。甲州弁は甲州弁変換サイトhttp://www8.ocn.ne.jp/~kitamoto/framepage9.html様のお世話になりました。表紙は模様田様のhttp://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=26518665からお借り致しました。どうもありがとうございました。 3、4頁【せんべい殺人事件】蓮さまに「お前の身分と顔以外、どこを愛せちゅうとか!」と言っておりました伝助さんですが、悲しげな表情でした。本心を・・・蓮さまをどんなに大切に思っておりますかを、上手く伝えられないのでしょうね・・・・・・。 第54話より。パロディですが死ネタ注意です(勿論史実ではありません)。ドラマでは、伝助さんの言動に「どこまで下品な人なの!」と蓮さま、大層ご立腹なさってましたね(恐!)。以前も申しましたが伝助さんのモデルのお方、決して嫌いではなく、むしろ好きです。wikiにも『嘉納家の農園で蓮子が中秋名月の歌会を開いた時には、その席に出て客の接待に当たった事もあった(ドラマでの姓名に書き換えております)』との記載がありますし、ドラマ中の伝助さん、威厳と威圧感を保ちつつも、何だか可愛いです。 5、6頁【さらば、俺ん愛しきお姫しゃん】とうとう起こってしまいました、白蓮事件。ドラマの中の伝助さんに感情移入し過ぎまして観るのが辛いです。伝助さんの蓮さまへの想いを、BO●WYの『B-BLUE』をアレンジ(※≪≫内が歌詞の部分です)して綴っております。作中の「深々と頭ば下げた、お前(蓮さま)」には違和感がありますかもしれませんが、10年間生活を共にしました伝助さんへの最高の感謝の気持ち────、華族の姫君・蓮さまが頭を下げましても良いのでは・・・、と思いましたので(お兄さまの晶貴さん、土下座までしておりましたね。あれは一寸やりすぎなのでは?)。 Y様、毎回プクマありがとうございます!!4,668文字pixiv小説作品 - 花子とアン
初恋パルピテーション(真)
初投稿です。 今更な花子とアン、しかも百合です。一応ガイドブックと原案本を見て書きましたが妄想と捏造もあります。許せる方だけお読み下さい。 頭から3ページまではな目線、ラストが蓮子目線です。 原案本では花子さんの初恋は白蓮さんだったのでついつけてしまったタイトルです。 年末の一挙放送は見れなかったけどスピンオフと紅白は見ました。 ※1/5 追記 この作品にブクマ、評価頂きありがとうございました! 投稿後編集できると知らなかった馬鹿です(恥)3,486文字pixiv小説作品 - 花子とアン
【花子とアン・嘉納伝助 蓮子】貴方と一緒に銀座のカフェーで
第70話より。こうなりましたら良かったのに───、と想像のツバサを広げてみました(:_;)。 伝助さん(のモデルお方)、wikiに背広姿で載っておりますけれど(汗;)。 表紙はイチル様http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=43916264にお借り致しました。どうもありがとうございました。2,552文字pixiv小説作品 - 花子とアン
【花子とアン・葉山蓮子】貴女と語らうお茶の時間が永遠のものならば
5月8日放映の第34話をアレンジ致しました。蓮さまの心情を綴りました。 表紙は模様田様のhttp://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=41509254からお借り致しました。模様田様、どうもありがとうございました。 【5月15日追記】今日(第40話)の伝助さん何だか可愛らしかったです。この結婚の悲劇は、彼が多くの女性と関係を持っておりました事と、蓮さまとは生まれ育った環境が余りに違い過ぎますせい…、と改めて痛感致しました。評価・ブクマありがとうございます! 蓮さま大好きですのでドラマ等からネタを拾いつつ、今後も何か書けましたらと思います。2,290文字pixiv小説作品 花とツバメと雀たち
私的ブームの『白蓮事件』を知った後の、女の子達のお話です。 『キメツ』は、良くも悪くも本編の中に、社会的出来事がないので、これが大正何年のお話かが、分からない。(震災前だということは分かる) という訳で、自由に(適当❔)その頃にあった事を想像(妄想❔)しています。 中でも、『白蓮事件』は、お年頃の彼女達にとっても刺激的だったのではないでしょうか❔ 現在、絶賛再放送中の『花子とアン』は、『キメツ』と同時代の朝ドラで、今見ると発見が多い。 音楽担当が梶浦さん。 蓮さま逃亡のシーンは、『愛の讃歌』セリフ無しの演出は、『ヒノカミ』と、似ている❗と、今気がつきました。 あの時代の、柄×柄の攻めた着物の着こなしが、蜜璃ちゃんに似合いそう。 『白蓮事件』は事実ですが、名前は、ドラマでの役名です。実際は、かなり追い詰められていたようです。どちらにしろ、第三者には分からないことです。 最後まで読んで下さいまして、ありがとうございました。2,030文字pixiv小説作品- 花子とアン
【花子とアン・嘉納蓮子】われ沈みゆく孤独の淵
第47話より。『慣れぬ地で われ沈みゆく 孤独の淵 唯懐かしきは愛(いと)し友哉(かな)』←白蓮こと蓮さまが詠みました事にしてしまいました。嘉納家で、ますます浮いた存在となってしまいます蓮さま。そのような蓮さまが、ほんの僅かでも伝助さんへ愛情を持ってくれておりましたら良いのに・・・・・・との願望も入っております。台詞等は変えております部分もございます(間違い等に気付きましたら訂正致します)。表紙は模様田様のhttp://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=41509254からお借り致しました、どうもありがとうございました!1,664文字pixiv小説作品 - 赤毛のアン
【赤毛のアン】死霊に魅入られたルビー
幽霊譚だけではなく、「不美人でも、多少(?!)性格が悪くても、長生きすればいいことだってあるのよ。死んでしまったら全てがお終いなのよ」といいます、ジョシーの心底にも触れてみました。 『赤毛のアン』の主人公・アンの友人で、意地悪で毒舌家とされておりますジョシー・パイと、美女の誉れ高いルビー・ギリスに焦点を絞りました。ルビーの享年は19歳だったのでしょうか?間違っているようでしたらゴメンナサイ。 表紙はhttp://www.sozaidaisuki.com様からお借り致しました。1,232文字pixiv小説作品 - 花子とアン
【花子とアン・村岡郁弥】美しく青白き義姉への恋情
宇田川満代さん観点の村岡兄弟と香澄さん。香澄さんが郁弥さんに託しましたカメオの意味が明日明後日にでも明らかになりそうですが、香澄さんを書きたかったので(香澄さん、ドラマでは「わたし」と言っておりますが拙作では宇田川先生の(作品の?)ファン、という設定ですので改まった「わたくし」の一人称を使用しています)。 表紙はアールM様のhttp://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=23974407をお借り致しました。どうもありがとうございました!3,650文字pixiv小説作品