曖昧さ回避
地名の「蒲田」
一丁目から五丁目までがあり、隣接地域に西蒲田、東蒲田、蒲田本町、新蒲田、南蒲田などもある。
JR東日本・東急電鉄の蒲田駅、京急電鉄の京急蒲田駅を中心とした繁華街が広がり、羽田方面にかけて多くの町工場が立地。
歴史
古くは蒲田郷と呼ばれ、延喜式神名帳(927年)に荏原郡の神社として蒲田の薭田神社が上げられている。
1901年、京浜急行電鉄の蒲田駅が開設された。
1904年、国有鉄道の蒲田駅が開設された。
1920年、松竹映画の撮影所「松竹蒲田撮影所」が開設された。
1923年、関東大震災により被害を受ける。目黒蒲田電鉄(後の東急電鉄)の目蒲線が蒲田まで伸延。蒲田には多くの大規模工場が進出する。
1927年、二業地(芸者屋と料理屋の二業が営業することを許された地域)の許可が下り、蒲田新地(現在の南蒲田二丁目)が特殊飲食店街となる。
1934年、目黒蒲田電鉄が池上電気鉄道を吸収合併し、池上線から目蒲線への連絡線を設置。
1936年、周辺の工場の騒音が撮影の邪魔になったため、松竹映画の撮影所は大船(鎌倉市)へ移転。
1945年、米軍による4月15日の空襲(城南空襲)で焦土と化す。
1955年、湯沢屋毛糸店(現・ユザワヤ)が蒲田駅前で創業。
1958年、売春防止法の施行により蒲田新地の赤線は消え、蒲田駅東口の中央通りと北通り付近がピンサロ街となる(「ズベ公」という言葉の発祥地という説がある)。
1982年、写真材料店のキシフォートが蒲田に進出。ここを拠点にディスカウント・ストアとなり「どっきりカメラのキシフォート」として知られる。
1996年、大田区産業プラザ(PiO)が開館。後に同人誌の中規模即売会の会場として人気を集める。
2016年、特撮映画「シン・ゴジラ」が公開。ゴジラが蒲田へ上陸するという設定。
2019年、テアトル蒲田、蒲田宝塚が閉館し、蒲田からは映画館が消えた。
関連タグ
Go!Go!家電男子…擬人化された家電製品のキャラクターが登場するアニメで、蒲田が舞台。