概要
経歴
宝亀5年(774年)に誕生、桓武天皇の寵を受け延暦10年(791年)に従五位下、侍従となる。後に中衛少将となり内蔵頭、従四位下に進み延暦21年(802年)に参議となる。延暦24年(805年)の徳政相論では軍事と造営の廃止を提言するが菅野真道は反対した。天皇は緒嗣の案を受け入れ軍事と造営を廃止した。平城天皇朝に観察使となり嵯峨天皇朝に陸奥出羽按察使に就任、後に従三位、中納言となり弘仁12年(821年)に大納言、淳和天皇朝の天長2年(825年)に右大臣、天長9年(832年)に左大臣、後に正二位となり承和10年(843年)に死去。