概要
オールドランドの獣似隊の3番隊長であり、サールの部下。 稲妻の模様が全身に刻まれた虎の人形。
人物
一人称は「あっし」口癖は「ガルルルル...!!」
獣似隊一のスピード自慢と自称している。 逃げ出そうとする相手に対しても容赦なく襲いかかり、サールからの「殺すな」という命令を無視して敵を倒そうとするなど気質は獰猛で好戦的。他の獣似隊に対する仲間意識はあまり無く、自分より先に倒されたレッドマウスやヨシマツを「獣似隊の恥」と見下した事も。 自身の強さにはかなりの自信を持っており、イロスマメンバーから攻撃された際にその倍返しの攻撃を逐一披露していた。サールによく「虎次郎」と名前を間違われており、訂正をしても聞いてくれないのが悩みらしい。終いにはシリアスなキャラのバーマーにも名前を間違えられた。(その後同僚のウマナガにもしれっと名前を間違えられた)
戦闘能力
雷の如く俊敏な動きで相手を仕留める速攻型のスピードファイターであり、サール同様電気技を操って闘う。 イロスマ図鑑曰く「獣似隊の中で1番スピードが速い」らしく、その設定に違わず、序盤に登場した獣似隊の中ではかなりの強敵であり、実力は四天王には遠く及ばないものの受けた相手の攻撃を倍返しにしたり、スピードで翻弄しての厄介な攻撃でイロスマメンバーを窮地に追い詰めるなどもはやチートキャラ。頭脳派のケロ次郎ですら打開策が見出せず、一時的に彼の弱点を間違えたこともある。しかし、攻撃力やスピードに長けている分耐久力は低めで、俊足の源となっている足を攻撃されてしまうとしばらくの間怯んで動けなくなってしまうのが弱点。アランの猛攻撃を受けた後に工場のメインシステムにぶつけられてしまい…?
使用技
- 高速体当たり
猛スピードで体当たりを仕掛ける。速さがレッドマウスやヨシマツの比ではなく、かなり厄介。
- 咆哮
大きく雄叫びをあげる。周囲を吹き飛ばすほどの威力を持つ。
- 急降下攻撃
ジャンプした後に、急降下しながら踏みつけを繰り出す。着地後は地震も起こるので強力。
- 電流攻撃
触れた相手をそのまま感電させる。しっぽから放つことも可能。
- 噛み砕く
相手を鋭い歯で噛み砕く。喰らえばほぼ一撃で即死。
- エネルギー弾
口から電気の玉を放つ。着弾すれば大爆発を起こす非常に強力な技。
劇中での活躍
イロスマXSm4章シーン4で初登場。別の仕事があるサールの代わりにイロスマメンバーを抹殺する命令を受け、バーマーから呼び出される。
サールからはイロスマメンバーを生かして戦う様に指示されたが、それを無視して本気で戦った。最初はコロナのため本気になったかずきに先制攻撃を喰らうも、それを他のファイターごと一蹴し、怖気ついて逃げ出したリンやモリト達にも攻撃を仕掛け、マコトを噛み砕いて倒した。
速攻で倒さなければ危ないと判断したファイター達に攻撃を受けるが、それも咆哮で吹き飛ばし、動けない隙を突いてナケット、スヌーピー、ピカチュウを倒した。イモムシロボのエネルギー弾を喰らうもその倍以上の大きさのエネルギー弾で返して逆にイモムシロボ、デビモリト、カービィ、マリオを倒し、ケロ次郎が適当に言った「尻尾が弱点」という言葉を真に受けたかずきを尻尾からの電撃と咆哮で吹っ飛ばした。 イロスマメンバーを馬鹿にしたことで怒ったパックンも噛み付きで吹っ飛ばし、攻撃しようとしたアランも吠えて怯ませた。イロスマメンバーを全滅まで後一歩というところまで追い詰めたが、バトルの最初にリンとモリトにバカにされたことを根に持っており、工場の機械の裏に二人が隠れていたところを見つけ出し追い掛けてまとめて食べようとした。 しかし二人に気を取られ、「足が速さの源なので足が傷付けば素早い攻撃が出来ない」という弱点を突いたケロ次郎の攻撃を足にまともに受けてしまう。脚の痛みから身動きがほとんど取れなくなり、それでも獣似隊としての意地からかケロ次郎に攻撃しようとするが、本気を出したアランに阻止される。 最期はアランの乱れ引っ掻きを受け、工場の機械に叩きつけられ、機械の爆発に巻き込まれ倒された。
ガルルルル...!! ...あっしが負ける..だと!?..あっしがレッドマウスやヨシマツの二の舞だと言うのかー!?そんなのありえねー!! あっしが..負けるはず...な..い..!!ぐわぁぁぁぁ...!!
補足
名前の由来は虎+しまじろう。モチーフは寅。