概要
『LOST JUDGMENT』のDLC「海藤正治の事件簿」に登場する裏ボス。
その外見は、本編の舞台である横浜・伊勢佐木異人町を根城にする中国マフィア「横浜流氓」内の暗殺部隊「白面」の構成員が着用するものと酷似した黄色い仮面、黄色いパーカーを身に着けた異質な出で立ちをしている。
『龍が如く』シリーズ恒例の裏ボス「亜門一族」にあたる立ち位置のため、体力、攻撃力ともに本作の実質的なラスボスを大きく上回り、本作の最終ボスと同体力である。
なお、本項ではその前座にあたる「血に飢えた強者」「血濡れの鉄パイプ」「血を求めし豪傑」も記載する。
出現方法
- 装備アイテム「血塗られた代紋」を入手(八神探偵事務所近くの自販機の上にいる猫を海藤イヤーで調べることで入手)
- 「血塗られた代紋」を装備したまま神室町を歩き回ることで遭遇する「血に飢えた強者」「血濡れの鉄パイプ」「血を求めし豪傑」を撃破する。(エンカウント時は「謎の男」と表記)
- 海藤のパラメータ・アビリティ・カチコミ・テッパン・スペシャルを「挑戦状」以外全て取得。
- カムロシアターの屋上庭園に向かう(庭園入室後すぐに戦闘に入るため万全な準備を推奨)
- 血に飢えた強者
白のカッターシャツに白のズボンに濃い灰色の仮面、手には鋭利なナイフを身に着けている。
本編チャプター2「殺された加害者」のボス・先輩リーダーや、『龍が如く7』のスジモン・ゴロヤクザ系に似た動きで襲いかかってくる。
ヒート色は橙色。「謎の男」たちの中では最弱。
- 血濡れの鉄パイプ
ダックハンター迷彩のダウン、緑のショートパンツ、黒のレギンス、深緑の仮面、手には鉄パイプを握っている。
本編チャプター最終章「夜明け前が一番暗い」のボス・石川や、『龍が如く0』6章「極道たちの生き様」のボス・久瀬大作、『龍が如く7』のスジモン・暴走族系に似た動きで襲いかかってくる。ヒート色は黄色。
- 血を求めし豪傑
紫色のジャージ、紫色のズボン、紫色の仮面を着用し、徒手空拳で戦う。
本編チャプター7「虜囚」11「潜入捜査」のボス・阿久津大夢に似た動きで襲いかかってくる。
ヒート色はマゼンタ。「謎の男」たちの中では最強。
血に魅入られた達人
上記の条件を満たすことで挑戦可能。
黄色の仮面、黄色のジャージ、黄色のズボンを着用し、鉤爪を装備している。
本編チャプター4「Red knife」9「贖罪の業」のボス・鉄爪に似た動きで襲いかかってくる。
鉄爪と比べて特筆すべきはその圧倒的な体力で体力バーを10個分削らなくてはならない。
また、モータルアタックは攻撃力が非常に高いため並の装備では太刀打ちできない。ヒート色は青紫色。
しかし、戦闘するマップにはご丁寧にテーブルや椅子が超大量に設置されており、事前にゲージをMAXにすればそれらを持ってEXアクションがし放題である為、攻略法さえ分かってしまえば簡単にゴリ押しが可能。
裏ボスであることから例の一族のような猛烈な強敵と期待して臨む人には残念ながら少し物足りなく感じるかもしれない。
余談
- 血に魅入られた達人を撃破すると「これで俺が彼の一族から与えられた試練は完了だ。この奇妙な武器もやっと外してもらえる……」と奇妙なセリフを残す。
- ここでの「彼の一族」は明言こそされていないものの、主人公に一方的に試練を課す"あの一族"の可能性が高い。さらに、撃破後はトロフィーとして「白昼夢からの脱出」が取得可能。非現実的な幻想・白昼夢の世界から解放されたのは海藤のみではないのだろう…
- また、血に魅入られた達人のBGMはNeon Sunset(仮曲名)。前半の爽快感のあるメロディと悲壮感に溢れたメロディが交差する幻想的な曲。