概要
ジョジョリオン1巻5話にて笹目と交戦中の定助が一瞬思い出した謎の男性のこと。通称・記憶の男。海外ファンからは「Flashback Man」「Mystery Man」などと呼ばれている。
前作スティール・ボール・ランに登場したファニー・ヴァレンタインを彷彿とさせる大物感漂う金髪イケメン。壁の目付近で定助と対峙しているように(また養豚場の豚を見るような目とまではいかないが、定助より立場が上であるようにも)みえる。1巻の時点で登場したこの男は明らかに定助の過去に関わる超重要人物で、今後物語を大きく左右させていく...
と予想されていたが、この男、実はこれ以降一切出てこない。それどころか定助に言及されることすらない。物語が進み定助の過去が明かされたエピソードにおいて遂に登場するかと期待されたがまったく登場せず、読者の間で一体こいつは誰なんだ議論が巻き起こった。以下に比較的多い考察を紹介する。
- 吉良吉影の初期デザイン説
最も多い考察の一つ。定助の過去に関わる重要人物の一人であり、ビジュアルも比較的似ているため可能性としては十分に考えられる。が、吉良が初登場したのは6話目であり記憶の男が登場した次の話。月刊とはいえたった1話でここまでデザインが変わるかといった意見もある。
- 空条仗世文の初期デザイン説
最も多い考察の一つ。吉良と同じく定助の過去に関わる重要人物。こちらは初登場がかなり後のためあり得るとしたら吉良よりもこちらか。ただビジュアルは全く違う。
- 東方常敏の初期デザイン説
8部のラスボス候補の一人。こちらも本格的な登場はかなり後のため可能性はある。ただ、初登場自体は吉良と同じく記憶の男登場の次の話であり、この時点で顔に縦方向の傷があり髪型も全然異なる。
- 明負悟説
8部のラスボス候補の一人。彼については謎が多く、登場人物の誰か説の中では一番可能性あり。ただ彼の年齢は89歳。。
- 荒木先生が忘れてしまった説
おとなはウソつきではないのです。まちがいをするだけなのです…
ちなみに
同じ杜王町が舞台の第4部『ダイヤモンドは砕けない』にも似たような存在が出てきており、”幼い頃の東方仗助の命を助けたというリーゼントの青年”の描写がいろいろ意味深そうだったことから当時は彼にの正体についてもちょっとした議論があったりしたが、結局彼が何者だったのかは最後まで語られることはなかった。