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許貢

きょこう

許貢とは後漢の官僚の1人。後に献帝に孫策の危険を知らせようとするが、それを知った孫策に処刑された。(???-200年)

概要編集

後漢末に官僚となり、揚州呉郡の都尉まで昇格した後、当時の呉郡太守・盛憲を追放して呉郡太守に昇格した。また後にの臣下となった許靖と交流があったと言われている。


197年に袁術が皇帝を自称して仲王朝を立てると、彼は後漢への忠誠を示してこれに反抗して対立。また袁術に味方した周喁が会稽に戻ってくると彼を処刑した。


同じ頃に孫策が攻めてくるとこれに同調して降伏するが、次第に孫策を危険視する。そして200年、献帝「孫策は項羽に似ており、小覇王と呼ばれています。このままでは地方が危険に晒されてしまう前に急いで恩寵を与え、都に召還させるべきです」(意訳)と書状を書いて献帝のいる許昌へ送った。


しかしその書状が孫策の手に渡ると孫策は許貢を拷問。許貢は自分ではないと反論し続けるが、痺れを切らした孫策は部下に命じて許貢を縊り殺した。許貢の死後は息子と食客3人が孫策を襲撃したが、全員討ちとられた。


しかしこの襲撃の際に孫策は重傷を負い、この傷が元で25歳で死去する。


演義では帝では無く、上と同じ書状で曹操に送ろうとするが、結局は拷問に遭って孫策本人に縊り殺された事になっている。ただし息子に関しては登場せず、この襲撃の直後に于吉が登場する展開となっている。


各メディアなどにおける許貢編集

三國志シリーズ

Ⅲから初登場。その後は間を開けてⅥにて再登場を果たす。ただし本作では太守の座を厳白虎に奪われている。


ステータスは器用貧乏な能力が目立っていたが、Ⅸ以降は統率が若干低めなステータスに落ち着いた。


真・三國無双シリーズ

武器:剣(5) 刀(6) 槍(7) 声:田中大文(5、6) 三宅淳一(7、7猛将伝) 半田裕典(7Empries)


  • 6

「許昌を…皇帝陛下を攻めるとはまことか!?」

「漢室に災いをもたらす男、孫策よ!よくも…私を殺したな!私は貴様の野心を見破っていた!だから殺したのであろう!」(6:小覇王惨禍)

「曹操殿を倒して己が取って代わるか…?本音が出たな!それが、お前の野心よ!」


  • 7

「お前は江東を荒らし、世を乱す存在…。ここで止めておかねばならんのだ!」(7:小覇王惨禍)

「私を殺すか…孫策。だか貴様も道連れだ!」

「孫策の野心は乱世を深める。だから命数を断つことこそ、世のためなのだ」(同:于吉討伐戦)


5から初登場。この時は名も無き普通のモブ扱い(ストーリーモードにも関わらない)であった。


6からストーリーにて初登場。許昌を攻める孫策を反発(孫策は曹操を攻めると考えていたが、彼にとっては皇帝も曹操も同じであった)し、殺されると勘違いして逃げようとするが誤って城壁から転落死した。その後は于吉の術によって亡霊として蘇って襲いかかり、于吉が倒されてもなお彼の部下が孫策を襲撃した。


7では狩りの最中だった孫策の前に于吉と一緒に現われて孫策を罵倒。その後に于吉の術から逃れた孫策を襲撃するが、敗れて致命傷を負う。しかしこの直後に道連れとして孫策に抱きつき、そのまま背後から現れた幻影兵で孫策に重傷を負わせる事に成功し、最期は孫策もいずれは曹操と同じ道(覇道)になると予言を言い残して于吉に後を託して死亡した。


こちらでも亡霊として蘇ったが、6と異なり孫策と戦わない。(一応呉郡制圧戦では生前の状態で戦えるが)

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