ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

概要

詠う!平安京とは、真柴真による日本の漫画作品。スクウェア・エニックスの『月刊Gファンタジー』にて2012年3月号から2015年1月号にかけて連載。巻数は全6巻。

フロンティアワークスよりドラマCD化された。

ストーリー

中学生・藤原定家は修学旅行で訪れた京都で、平安時代へとタイムトリップしてしまう。そこで出逢ったのは、平安最強のプレイボーイ・在原業平だった。定家は歌人達の和歌対決《歌合》(うたあわせ)に巻き込まれていく。

登場人物

藤原定家(ふじわらさだいえ)

CV:岡本信彦

主人公。和歌好きの祖母に歴史上の歌人と同じ名前をつけられ、そのせいで苛められていた。修学旅行中、クラスメイトに女物の貸衣装を無理やり着せられ逃げ出したところ、平安京にタイムトリップしてしまう。業平に拾われるが、天女と間違えられるはめに。クラスメイトからは、「ていか」とからかわれている。

在原業平(ありわらのなりひら)

CV:小野友樹

六歌仙の1人。恋多き美男子で恋歌が得意。空から落ちてきた定家を天女と思い込んで求婚する。

遍昭(へんじょう)

CV:野島裕史

六歌仙の1人。僧正という高い位の僧侶である。温厚な性格だが、出家前は業平の上司であったため、業平には手厳しい。

文屋康秀(ふんやのやすひで)

六歌仙の1人。下級官吏。業平の友人で仲が良い。

小野小町(おののこまち)

CV:能登麻美子平川大輔

六歌仙の紅一点。絶世の美女で非常にプライドが高く、業平とは仲が悪い。実は男で、定家と同じ現代から来た。

紀貫之(きのつらゆき)

CV:水島大宙

和歌編纂衆の1人。六歌仙の選者でもある。友則はいとこ。歌合のときにいきなりどこでも出てくる。

紀友則(きのとものり)

CV:髙坂篤志

和歌編纂衆の1人。貫之はいとこ。歌合のときにいきなりどこでも出てくる。貫之と比べて運動神経が悪い。

関連タグ

スクウェア・エニックス 月刊Gファンタジー 平安京 六歌仙 百人一首

  • 和歌(わか):歌人の思いを言葉として五・七・五・七・七・の三十一音に凝縮したもの。真の歌人の和歌は言霊となり、和歌の力で万物を操ることができる。
  • 歌合(うたあわせ):和歌を詠い、どちらの和歌が優れているかを争うこと。
  • 六歌仙(ろっかせん):紀貫之が選んだ和歌の名人。
  • 和歌編纂衆(わかへんさんしゅう):帝の勅命で優良な和歌を集めている。

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

pixivに投稿された小説

すべて見る
  • 玉響の哀

    玉響の哀 第二幕

    ぼっち企画「光の速さで過ぎ去った友則さんの数ヶ月を自力で補完しようぜ!!」第二弾です。 業平さんが天女をハグしてたりしますが、原作ではもっとすごいことしようとしてたりしますから、腐向けというほど腐向けじゃない…ですよ、ね?(縋るような眼差し) このお話を書いたのは、友則さんがぶっ倒れて本編からログアウトしてしまうまでが光の速さで過ぎ去ってしまったので、描かれていない部分の妄想が溢れて止まらなかったのと、お見舞いシーンで萌えが爆発してしまったからですが… この第二幕のコンセプトは、「もし友則さんが本気で怒ったら」でした。 詠うの原作では、貫之さんと比べると、ちょっと鈍くさかった友則さん。 史実でも、詠んでいる和歌の雰囲気からして、かなりおっとりした人のイメージがあり、「めったに怒らなさそうだけど、そういう人ほど本気で怒ると怖いよね」から、「この時期に友則さんが怒るとしたら、どんなことだろう」になり、こんなお話が出来上がりました。 第一幕同様、終わりに友則さん視点の場面を入れるつもりでしたが、今回はシリアスながらもちょっとコミカルなオチになってしまい、「この流れからこれは重過ぎるだろ…」という脳内神のお告げにより、分けることにしました。 貫之さん視点の場面も足して、二.五幕として入れようかなと思っています^^ ちなみに、今回業平さんが詠んだ和歌は、古今和歌集第十七巻から引用しました。 宮仕えで忙しく、長岡に住んでいるお母さんをなかなか訪ねることができずにいた頃、急用だと届けられた手紙に「老いぬれば さらぬ別れの ありといへば いよいよ見まく ほしき君かな(年老いると、死別という誰もが避けられない別れがあるので、ますますあなたに逢いたいと思わずにはいられません)」と歌だけが書かれていて、それに対する返歌として詠んだものといわれています。 訳は、「この世の中に、避けることのできない別れなどなければいいのに。千年も長生きしてほしいと切に願う子供のためにも」。 学生時代は一部しか習わなかった古今和歌集を、詠うにハマって初めて全部読みましたが、人間の感性というか、根本的な部分は、千年経っても変わらないんだな…としみじみ思いました。
    12,095文字pixiv小説作品
  • 玉響の哀

    玉響の哀 第一幕

    「詠う!平安京」、紀友則さん中心のお話です。 時系列的には、3巻の終わりから4巻にかけての辺り。 天女が友則さんのお見舞いに行ってるシーンでキュンキュンきて、勢いのままに書いてしまいました。 カップリングというより、友則さん→天女…? 小町さん以外、みんな天女が女の子だと思ってるので、ほもではない…はず(笑) 内容がホモってきたら、腐向けタグ付け足します(笑) 友則さん好きすぎて、色々史料を読み漁ったので、なるべく史実的なエピソードも入れていけたらなあ、と思ってます。…あくまで希望ですが(笑) 原作の年齢設定が既にアレなので、史実エピソードも都合よく利用させていただきます。 友則さんが実は貫之さんより二十歳以上年上と知った時の衝撃は半端なかったです…(笑) 需要があるかどうかも怪しいですが、マイナー上等! 俺は書きたいものを書くんだ! べ、別に、供給がないから自給自足に走ったわけじゃないんだからねっ← 【追記】 閲覧ありがとうございます。 それどころか、評価やブクマまで…!!\(゜ロ\)=(/ロ゜)/あわわわわ 完全に自己満足だけで書いていたので、まさか評価やブクマを付けていただけるなんて思っていませんでした。本当にありがとうございます…!!>< 第二幕をアップしましたので、よろしければ見てやってくださいませ^^
    15,810文字pixiv小説作品

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

詠う!平安京
4
編集履歴
詠う!平安京
4
編集履歴