概要
東風都大学にそびえ立つ全4階建ての研究棟で正式名称は東風都大学H棟。
主に理学系の学部がまとめられている。その歴史は古く、100年近く前に東風都大が施設を拡大させる中で8番目に建てられた棟。
他の棟が全て近代的に再建されたのに対し、この棟だけは歴史的価値を考慮して残す方針であった他、改築を繰り返された為に迷路のような構造となった。
ここには、ヘルスタインの呪いがかかっていると噂されている他、建材に鉛が使われている事をフィリップは訝しんでおり···
真実
実はこの棟の建築に出資したのは、財団X(の前身)であった。これは、財団Xがハルバー・ヘルスタインの実験棟として建造したものであり、実際に建物の中央は高さ12m、底面積36㎡程の空間が空いていた。ここがヘルスタインの秘密研究施設であり、膨大な研究データもここに眠っているとフィリップは推察している。
シザーズ・ドーパントはある人物の命を受け、この中身を発掘しており、最終的には、必要な資料をほぼ入手したとして破壊され、残った建物も後日解体された模様。