味方として
ゲーム中盤のステージ『土の塔』で白霊として召喚できるNPC。
両手に呪術の火、全身に奇術師シリーズと一見ネタプレイヤーのような風貌だが、呪術の威力とレパートリーはガチガチの実力派で、よほど無茶をさせない限りはまず戦死しない。プレイヤーは守りを固めて囮役にでもなっていれば、あとは彼が一人で道中のザコやボスを殲滅してくれる。
敵として
追加DLC第一弾『深い底の王の冠』ではなんと闇霊として登場。
土の塔では使っていなかった新しい呪術を多数搭載している上に対人戦の立ち回りも心得ていたりと、その恐ろしさはもはや共に戦った頃の比ですらない。
熟練のプレイヤーでも真っ向勝負で勝つのはそうそう容易ではないだろう。
ちなみに、登場時と勝利時(プレイヤー死亡時)にはこちらを挑発するジェスチャーを用いてきたりと、その道化っぷりにも磨きをかけている。
この『深い底の王の冠』を含む三つのDLCでは強力かつ個性豊かな新NPCも多く登場してきたが、それでもなお彼はネタ過ぎるビジュアルとガチ性能が同居した最強のNPCの一角として無二の輝きを放っている。
奇術師シリーズ
ふざけたピエロな防具でネタ装備なんでしょ?と思いきや
- 奇術師の帽子
アイテムドロップ率up(囚人の頭巾より倍率が高い?)
- 奇術師のローブ
致命の一撃を無効化
- 奇術師の手袋
獲得ソウル増加
- 奇術師のタイツ
落下ダメージを軽減
かなり有用な追加効果持ちであり、攻略でも対人でもお呼びがかかる有能装備だった
少し楽しい気分になれる。と共通の説明の通り攻略時に不意の落下や致命を回避しやすくしてくれるありがたい装備。ローブは対人で来て来られると楽しい気分にはなれないだろうが...
余談
名前の元ネタはノーベル文学賞を受賞したドイツの大作家
パウル・トーマス・マンの短編『道化者』だろうか。
作家としての高貴な精神性と俗世間での生活との両立に苦しみ、
あえて道化として生きる事を選んだマン自身の半生を描いた小説風の自伝である。
誰かに似ているような気もするが、深く詮索しなくてもよい。