演:北見敏之
概要
本作の舞台「ボルシティ」の創始者である「金城グループ」の会長を務める男。
ボルシティのあらゆる場所に自分に服従する人間たちを配置し、支配している。
常に車椅子に乗っているが、一応は立ち歩きは不可能ではない模様。
【警告】以下、ネタバレ注意!!
その立場からボルシティの住人たちに魔導ホラーのプラントを植え付けている張本人と思われていたが……道外流牙と対面した際にそれを否定し、真の黒幕が四男の金城滔星であることを明かす。
金城グループも実際は尊士を始めとする魔導ホラーたちを介した滔星の指示によって動かされており、憲水は彼らの傀儡に過ぎなかったのだ。
憲水はホラーではなく普通の人間で、流牙らにボルシティや、自分の家族を守ってくれるように懇願するなど決して極悪人ではないが、滔星の母親・華漣を愛人として囲っていたことから善人とも言い難い(滔星曰く母を強姦して、その結果滔星が生まれたとのこと)。
流牙たちに全てを話した後、滔星から用済みとして切り捨てられることを恐れて符礼法師の護衛を受けていたが、そこへ現れた滔星と尊士に拉致され、最期は滔星の指示を受けた尊士に捕食された……。
金城一族
ボルシティを創設した大企業「金城グループ」の会長である憲水以下、子供4人を含む14人の血族たち。
第17話において、本性を顕にした滔星の指示を受けたリベラ&燕邦によって全員が捕食され、憲水自身も前述した末路を迎えた……。
そして、最後の生き残りとなっていた滔星も第24話で大量の素体ホラーに憑依されたことで陰我ホラーとなり、莉杏に討滅されたことによって金城一族は御家断絶となった。
金城グループ
ボルシティの生活、経済の中心基盤となる住民の衣食住すべてに密着する巨大企業の俗称。
金城憲水が代表として取り仕切っていたが、実際には勘当された四男だったはずの滔星が魔導ホラーを通じて裏で操っていた。
第17話で、自分以外の金城一族を一掃した滔星が、新会長として表舞台に現れた。
ゼドムとの最終決戦後、莉杏によってボルシティの市民がホラーに関する記憶を消されたことで、金城グループは存在自体が抹消された。
但し、陰我ホラーと化した滔星がステーキハウスへ戻る以前、どさくさに紛れて金城グループの資産を持ち出していたことが判明している。
また、金城グループの私兵であったSG1は存続している。