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プロフィール

所属恋ヶ崎超女学園(1年生→ステージ12以降は2年生)
所属している部・委員会被服部
カード属性クール
一人称(わたし)
主人公の呼び方○○(名前)さん
主人公からの呼ばれ方つむぎちゃん→つむぎ

概要

恋ヶ崎超女学園に通う女子生徒で、被服部に所属している姫カット及び黒髪ロングな綺麗な髪とゴスロリ姿が特徴の小柄な美少女。

つむぎの所属する被服部では稀に『破れた服を縫って直してほしい』という依頼がくる事もあり、その一員であるつむぎも『桜子からの依頼で巫女装束おなじみの赤いを直してほしい』という依頼でとても珍しい縫物をしたこともあった。

被服部に所属しているだけあって裁縫の腕前は部でも一番で、パンツが見える程に大きく穴が開いてしまったズボンも破れていたことが全く分からない程に、穴を塞ぐこともできる。

いつも大事そうに抱いている、ウサギぬいぐるみはつむぎの手作りで、『セレッサ』と言う名前のつむぎにとっての一番にして永遠の親友である。

だがつむぎは始めから裁縫が上手かったわけではなく、幼い頃に近所に住んでいた引きこもりのお姉さんな女子から学んだものであるが、つむぎの裁縫の才能はその女子を遥かに超えており、教えを受ける程に上達していき、師であるお姉さんを追い越して裁縫の技術、知識が上達してしまう。そしてつむぎがセレッサを創り出した事が決め手になってつむぎを拒絶するようになってしまったのである。(それからつむぎは引っ越してしまったため、お姉さんがその後どうなったのかは不明である)

つむぎ本人は「得意じゃない」とは言っているものの料理の腕前も裁縫程ではないがそれなりにできる方でもある。

恋の成就に至るまで

ある日主人公が男子部の活動中に、不注意で制服のズボンの後ろが破れてパンツが丸見えになってしまうというとても情けない格好になってしまう。

そして近くに家庭科室があったので活動中の被服部にズボンを直して貰おうと家庭科室に入ったところ、険悪な場面に出くわしてしまう。

そして主人公と入れ替わる形で被服部部員と思われる女子達が出ていき、一人の女子だけが残ってしまう。その女子の可愛らしさに見惚れてしまうも、本来の目的を思い出した主人公は事情を話すのだが、「不注意でそんなところを破くなんてブザマ」と呆れられてしまう。だがズボンを直してはもらえることになったのだが、それが終わるまでの沈黙が気まずいと感じた主人公はさっきの険悪な雰囲気について色々聞くのだが、「余計なお世話」と拗ねて拒まれてしまう。

そんな話をしている間にもズボンの修理は完了してその完璧さに主人公は驚くのだが、その女子にとっては「このくらいすぐにできる」となんでもないようなことだった。

しかし縫い目も全く分からない程の精密かつ綺麗な仕上がりに感動した主人公は素直にお礼を言うとその女子に名前を尋ねる。その女子は「針塚つむぎ」と名乗り、主人公も自己紹介をして家庭科室を出ると、主人公がアクシデントで遅れることを伝えるために別行動をしていたナナと合流した時に「今度会ったらお礼をしないとな……」と思うのだった……。

それからは男子部の活動の合間に家庭科室の近くを通りかかった際につむぎに会いに行く日が何度かあり、その中で主人公はセレッサの事を色々聞いたり、つむぎが被服部で部員たちと上手くいっていないことを知って、それが改善されるように、つむぎにアドバイスするといった事があったのだが、ある日事件は起きてしまう。

主人公が男子部の活動中に家庭科室の近くを通りかかると、知っている女子の泣き声が聞こえてくる。悪い予感がした主人公はナナと共に家庭科室に入るとそこには床に座り込んで泣き崩れるつむぎと、八つ裂きのバラバラにされたぬいぐるみ……いわば『セレッサの無残な屍』があったのだ。

主人公がつむぎから事情を聞くのだが、つむぎの大切なセレッサをバラバラの八つ裂きにしたのは同じ被服部の部員達で、その理由も『つむぎが生意気で気に入らず、主人公と仲良く話していることを妬み「お前は性格が悪いから彼とはもう話すな」とつむぎに迫ってつむぎがそれを拒んだが為にセレッサをズタボロにした』という完全な逆恨みによる悪行だったのである。

それを知った主人公は「俺のせいでつむぎちゃんやセレッサがこんな目に遭うなんて……」と自分を責めるのだが、つむぎ自身は「貴方が話しかけてくれてうれしかった…だから貴方は悪くないし、部員たちに言われるがままに『(主人公と)話せなくなること』も嫌だった」と主人公を責めはしなかったのだが、主人公を選んだが故にセレッサは八つ裂きにされて死んでしまった事をつむぎは涙を流して大きく悲しむ。

主人公は『つむぎの裁縫の技術なら直せるんじゃ』と提案するのだが、それをもってしても直せないことを一番わかっているつむぎは「死んでしまったものはもう元通りにはならない」と聞き入れずに悲しむままで、つむぎは『セレッサは幼い頃に自分が作り出したときからずっと一緒で、孤独だった私の傍にいてくれた唯一の親友で、辛い事や悲しいことがあってもセレッサがいたから耐えることができた、それなのに自分はセレッサを守ってあげられなかった』と主人公にセレッサが自分にとってどれだけ大切な存在だったかを話し、自分を何度も責め何度もセレッサに謝り涙を流して泣き続ける。

そんな悲痛なつむぎを見ていたたまれなくなった主人公は「つむぎちゃんをなんとか助けてあげたい」と思い、「裁縫が得意なつむぎでも、色々と万能な人造女子なナナでもない、自分自身がセレッサを直す」と名乗り出る。しかし、主人公がそのためにセレッサの残骸を拾おうとするとつむぎはそれを制止して、「無駄だって言ってるじゃない! 死んじゃったら何をしても戻らないんだよ……」と無慈悲な正論を主人公に言うのだが、その正論を聞いて主人公は『頭で理解すること』はできるものの『心で納得すること』ができず、「セレッサを元通りにはできなくても何とかしてあげたい」と思い「このままじゃ諦められない、できる全ての事をやりたいんだ」という言葉と共にセレッサの残骸である綿や布の欠片を拾い集めるのだ……そんな諦めが悪く、当たり前のことも納得できない主人公をつむぎは「バカみたい」と蔑むのだが、主人公は「セレッサは大事な友達なんだろ? つむぎちゃんはそれでいいの?」とつむぎに問うのだが、つむぎは肯定も否定もしない「勝手にして」という返事と共に主人公による修理を任せて家庭科室を出ていくのだった…

主人公は出ていく前のつむぎから裁縫道具と少しの布を借りると、セレッサの修理に取り掛かる。ナナは主人公に「ここまでボロボロになった物を直すなんて本気なのですか?」と問うと主人公は「自分が言い出したことだからナナは手伝わなくていい」とまさかの自力だけでセレッサの修理に挑む……だがそれは思うようにいかず苦戦してしまい、ナナから説明を聞くことで『つむぎが「直せない」と言っていた理由』を理解するのだがナナに教えてもらった裁縫のテクニックや、以前つむぎに頼まれて持ってきた布の破片が大量に残っていたのもあって主人公はそれらを駆使して、ナナの言葉が聞こえない程に没頭して修理を黙々と進めていく。

そして夕方になる頃にはなんとか修理は終わったものの、裁縫ができるナナどころか素人の主人公ですら満足の出来ではなかったようで、ナナには「嫌われないといいですね」とすら言われてしまうが、主人公はそれでも「今度つむぎちゃんに渡そう」と決意するのだった……例え怒られることになっても……

そして後日、主人公はつむぎに修理したセレッサを返そうとするのだが被服部にはおらず、学園のあちこちを探し回ってようやく中庭でその姿を見つける。

セレッサを喪ったことがとてもショックだったのか、つむぎは空を見上げて黄昏れていた。主人公はつむぎに声をかけ苦労しながらも(自分なりに)直したセレッサを渡す……

当然、裁縫の知識も技術も経験も全くない主人公では完璧に元通りにはできず全然上手くはずもなかった…そのぬいぐるみは原型こそ留めてはいるものの、縫い目の跡が酷くグロテスクなものになってしまったのである。

主人公は当然つむぎに怒られる覚悟をしていた……だがつむぎはセレッサを受け取ると大喜びで抱きしめる。なんでもつむぎ曰く「死んだセレッサが、ゾンビになって帰ってきた」という。流石に主人公も「そう言われるとは思っていなかった」と困惑するのだが、

つむぎの嬉しそうな様子を見ると主人公も嬉しく感じ、つむぎの笑顔を見て「なんだ、そんな可愛い顔もできるじゃないか」と思ったことをそのまま指摘すると、つむぎは赤面して主人公から少し離れ、大きく照れつつも主人公に『セレッサをゾンビとして生き返らせてくれたお礼』を言うと、また会う約束をして恥ずかしそうに微笑み、走り去っていく……そんなつむぎに主人公は「想定外のことはあったけど喜んでもらえてよかった」と安心するのだった。

それからというものの『唯一の親友であったセレッサを生き返らせてくれた』という事をきっかけにあってつむぎは主人公に心を開いてよく笑うようになり主人公に懐き、一緒にお昼を食べたり、主人公から『自分と主人公の最初の出会いのきっかけが男子部の活動』である事を知ると「また(服の事で)困ったら来てね」と気遣ったり、主人公が他の女子達と話していると嫉妬したりと言った感じに、出会ったばかり頃からは考えられない程に主人公に対して好意を寄せるのが分かる素振りを見せる日々が続いていく。

それから数日後、主人公が男子部の活動中に家庭科室の近くを通りかかると、「部員たちとあんなことがあったからつむぎちゃんは被服部に行けてるのだろうか?」と気になってくる。

そして主人公はナナに許可を取ってからつむぎの様子を見るべく家庭科室に入ると、他の被服部員がいて、その女子は『主人公がセレッサを直した事』を知っていたようで

主人公に「つむぎのセレッサに酷い仕打ちをしたこと」を謝ってくる。それに部員皆がとても反省していることを知ると主人公はつむぎがいつもの場所にいたので声をかけ、

つむぎが気になって家庭科室に寄ったことを話すとつむぎは嬉しそうにお礼を言いつむぎは「先輩達がセレッサに酷い仕打ちをしてきた事を謝ってくれて、自分も非があったしお互いに謝って仲直りできた」事を話すと、主人公は納得しつつ心の中でつむぎが部員たちと仲良くできることを願う。するとつむぎは「そうなれるように頑張ってみる」と答え主人公に色々な事を話していく。

『小さい時から裁縫が好きでやっていた事』、『被服部に入ったら裁縫だけをすればいいと思っていた事』『だけど自分以外の部員は真面目でなく、お喋りをする方が多い事』

『自分が何か作ると顧問の先生が褒めてくれてそれが嬉しくて、でもそれと同時に先輩たちに目をつけられて「調子に乗ってる」と言いがかりをつけられるようになった事』

『自分はそんなつもりはなかったけど、つむぎ自身が上手に話せる方ではないのもあり「裁縫だけをしたいのに言いがかりをつけてくるなんて時間の無駄だ」と反発してしまった事』

そして『一人で裁縫だけをするのではなく、皆で何かを作ったり話したりするのも同じ位に大事だと気付いた事』それらを全て主人公に伝えたつむぎは主人公が直してくれたセレッサを腹話術のように介して「(つむぎちゃんは)本当はとっても寂しかった…心はずっと寒かった…でもあんた(主人公)のおかげで温かい気持ちになれた」と自分の気持ちを打ち明ける。

そんな不器用なつむぎの自己表現を主人公は微笑ましく思い「(大きく変わった)今のつむぎちゃんが俺も好きだよ」とありのままの気持ちを伝えるとつむぎも「私もあなたがとっても好き……です」と肯定の返事を返してくれる。その可愛らしい告白に嬉しくなった主人公はつむぎをそっと抱きしめるとつむぎはキスを待ち望むように、そっと目を閉じる。

そんなつむぎの小さな唇にそっと優しくキスをすると二人は家庭科室で恋の成就を果たし、心身ともに結ばれるのだった……。

主人公に命を吹き込まれたセレッサ

八つ裂きのボロボロの状態から主人公に直して貰ってからは、セレッサに命が宿ったよう(という設定)でつむぎは腹話術のようにセレッサを使って意思表示をすることもある。

ちなみにセレッサにとって主人公はパパであり、「ボロボロの屍だった僕を直してくれたから」というのが理由である。

もちろんセレッサのママは生みの親であるつむぎで、『つむぎ、主人公、セレッサで3人家族』である。

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