銀の槍(ファイアーエムブレム)
ぎんのやり
ファイアーエムブレムシリーズに登場する武器で特殊な効果は無いが槍としての性能は非常に高い。基本的には中盤以降に登場する武器であるのだが、大体の場合ゲーム開始直後のお助けユニット(パラディンである場合が多い)が持っている武器である。
初心者の場合そのままお助けユニットにぎんのやりを装備させたまま利用してしまい、中盤(下手すると序盤)から主人公が育っておらず苦戦する、ということはよくあることである。一方でシリーズに慣れている人は大体の場合ぎんのやりを外させ、壁役としてお助けユニットを用いる事が多い。
またファイアーエムブレム以外のRPGでも武器としてぎんのやり(銀の槍)が登場する事は屡々ある。
暗黒竜と光の剣では、「ぎんのつるぎ」と同じ攻撃力12で命中、重さで劣る分安い。暗黒竜では槍を使えるクラスは全て剣も使えるため、グラディウス以外の槍は廉価版、サブウェポンという位置付けになっている(「やり」が「はがねのつるぎ」と同威力で重さで劣るが使用回数が多く安い)。武器レベルも「ぎんのやり」は7、「ぎんのつるぎ」は9。
外伝では第4章の迷いの森の宝箱から入手できる。数値は「ぎんのつるぎ」と同じだが、剣と槍を併用できるクラスが無くなった、素の能力値が標準装備の「つるぎ」「やり」を装備した状態というシステムから暗黒竜での位置づけと紋章の謎以降の位置づけの中間と言える。
紋章の謎、聖戦の系譜では、槍は同ランクの剣と同じ値段で高威力、重いという扱いになっている。
聖戦の系譜では武器レベルAの槍で、自軍で使えるユニットはデュークナイト、ジェネラル、ファルコンナイト、マスターナイト、ドラゴンナイト(通常ドラゴンナイトは槍は武器レベルBまでしか使えないが、アルテナはノヴァ直系なので使用可能)、ドラゴンマスター。
セリス編に引き継ぐためにはキュアンか、フィン(3章までにデュークナイトにクラスチェンジかつ恋人がいない事が条件)のどちらかに持たせるしかない。
フュリーに持たせたとしても、娘のフィーはペガサスナイト(槍武器レベルB)なので継承する事は不可能である。
その為3章までにキュアンとフィンに持たせて引継ぎを図るか、4章・5章で使う事を選んで引継ぎを諦めるか(その場合は子世代の道具屋で購入する事となる)の2択となる。
他の槍の例に漏れず重さは12と結構重いが、命中率80、威力20と中々の数値。
【アリティア側】
- ジェイガン:アリティア出身の聖騎士。アリティア宮廷騎士団に所属している老兵であるが連続攻撃を仕掛けることができる。
- パオラ:マケドニア出身の天馬騎士。マケドニア白騎士団に所属しており、高い戦闘能力を持っている。
- アラン:アリティア出身の聖騎士。 連続攻撃を仕掛けることができる。
- ロレンス:グルニア出身の将軍。シーダの言葉を聴いて、アリティア軍に力を貸してくれる。
- シーマ:第二部後半に登場。ジオルの娘で、グラが滅亡することを危惧していたがマルスの行動と言葉に驚きアリティア軍に力を貸してくれる。
【ドルーア側】
- ハーマイン:マケドニア出身の将軍。 レフカンディの城門を守護している。
- カナリス:グルニア出身の重鎧騎士。 ワーレンの城門を守護している。
- ドルーア兵:第一部終盤に登場。
- ジオル:第一部に登場。グラ出身の将軍で、玉座を守っている。
- 黒騎士団:グルニアの聖騎士。連続攻撃を仕掛けてくる。
- ミシェイル:マケドニアの現王。 故郷の初代王の名を冠した武具「アイオテの盾」を身に付けて突撃して来る
- アカネイア兵:第二部の序盤と後半に登場。 対応している全てのユニットに装備されている。