概要
政財界の名家であり、旧華族という由緒正しい家柄である。
古くから鵺一族が護衛につき、銀田家に仇なす人物を排除してきた。当然ながら資産も潤沢であり、邸宅や莫大な資金があることが度々示されている。また、CODE-ELと協定を結んでおり、実際に次男の栄角が組織への入団を希望し受理されている。
銀田栄山の父らは力の誇示や権力などに拘る様子を見せているが、現当主である栄山はそういったことよりも国民のために働くことを第一信条とし、鵺一族ともより対等に付き合おうとするなど、穏健的な体質の改革が進んでいるといえる。
人物
- 銀田栄山(ぎんだ えいざん)
銀田家の長男であり、現当主であり政治家でもある。
今まで出てきた政治家の中でまともな政治家であり国民の事を一番に考える良い政治家であり、権力を持っても腐ったり威張ったりすることない良い人物。
- 銀田栄角(ぎんだ えいかく) ×
銀田家の次男。CODE-ELの元トップ。
元は心優しい人物であったものの、組織の活動を通し歪んでしまった。
- 銀田家先代当主
銀田家の先代当主にして、栄山、栄角の父。
淡紅藤の髪に鼠色の和服を着た壮年の男性。国民に真っ直ぐな栄山とは違い、一族の繁栄を第一に考える性格。そのため、一族のためなら手段を選ばない面を見せる。
- 銀田家先代当主夫人
銀田家先代当主の妻にして、栄山、栄角の母。
紫苑色の髪に赤の着物を着た女性。今のところ登場は銀田一家の集合写真のみに留まっている。
- 銀田隆史(ぎんだ たかし)
銀田家の一族。本家との関係は不明。
雇い主の秋月義一を殺された報復として雷一族に狙われ、護衛の鵺を殺された。
- 少年
銀田家の一族の9歳の少年。本家との関係は不明。
雇い主の秋月義一を殺された報復として雷一族に狙われるが、瓜生龍臣が護衛に付いていたことで難を逃れる。
関連組織
古から存在する暗殺一族であり銀田家に仕える護衛一族。
戦国時代から銀田家に仕え、銀田家の危険を排除し暗殺要請すら受ける。かつては銀田家と同じく保守的な傾向にあったが現統領である鵺兄(俊也)の尽力や、保守派の鵺爺が斃れたことで先代統領(勘吉)が改心したことにより変わりつつある。
古くから銀田家と因縁がある一族であり、先代当主の秋月義一は栄山と個人的にも確執があった。現在は現当主の秋月秀一が三門一郎太の取り立てによって横領の罪で逮捕されたことで没落したと思われる。
古から存在する暗殺一族であり秋月家に仕えていた護衛一族。
雇い主の秋月義一を殺された報復により栄山並びに銀田家の人間が狙われたが、現統領の紫電や副将格の万雷が瓜生・三門との戦いに敗れた後改心し、秋月家の護衛を降りたことで確執はなくなった。
- 三門家
雷一族が秋月家に雇われる前に雇われていた護衛一族。
過去には当主の長男である一郎太と鵺兄が激突していた。子宝に恵まれなかったため秋月家により解雇され当主も暗殺され、一郎太やその妹も離散した。
次男の栄角がトップを務めていた暗殺組織。
銀田家も時として依頼していた。現在は毛利派との抗争に負けた栄角が自ら命を絶ったことにより、内部から崩壊し、壊滅している。
大丸靖公が率いる暗殺組織。
エルペタスの目標であるアジア圏統一の障害になるとして栄山の命を狙っていたが、暗殺を恐れた政治家が栄山の下を離れ、栄山の影響力が減退したことにより標的から外した。
毛利公平が社長を務める株式会社。エルペタスや秋月義一を止めるため結託する。協力関係を築いている。