だからこそ、俺がおまえにこうして釘を刺す。あいつらや、俺たちみたいになるなよってな
概要
あんさんぶるスターズ!のキャラクター、朔間零×逆先夏目の非公式BLカップリング。
・関係
現在零はRhythm Linkに所属するUNDEADで、夏目はNEW DIMENSIONに所属するSwitchでそれぞれユニットリーダーとして活動している。
また、特別シャッフルユニット『オルタード』のメンバー同士。
ズ!軸では私立夢ノ咲学院で零が3年生、夏目が2年生だったが、零が留年しているため2歳差。 五奇人(オルタード)の頭目と末っ子。
2人ともミステリアスな空気をまとっており、ズ!!メインストーリー第一部では夏目の零にいさん呼びから兄弟だと勘違いした天城一彩により、どことなく似た空気をまとっているようなーと思案される。
五奇人討伐において舞台の上に立たなかった二人であり、何もしない(できない)まま天祥院英智(旧fine)の革命を見届けた。
『(俺たち五奇人を)癒し支えるために用意したものが見当違いでも、受け取り拒否されても、そんなおまえの意思そのものが尊い』
『全員を救うことなんかできないヨ。たとえ朔間零にだッテ。神さまにだってネ』
・経緯
夏目が夢ノ咲に入学した春、五奇人にfineの舞台に立ってもらうよう英智とつむぎに頼まれた零がそれぞれ奇人に声をかけまわったことがきっかけで出会う。他の奇人が取り付く島もない中、夏目だけは話を聞いたようだが、プライドの高い夏目はfineの罠であること占いで感じると、無視した方がいいと助言する。零にとっては罠であっても楽しめたら良いという感覚だったが、零自身も日本よりも海外を中心に活動していたことから舞台は断っている。
夏目は家庭環境の影響で自身を特別な子供と思い、普通じゃないことに嬉しさを感じて育ってきた。そんな中で五奇人のにいさんたちと出会い、己の無個性さと、ほんのすこしの年齢差では説明もつかない格差を思い知らされる日々で最初はにいさんたちを憎んでいた。
最初はにいさんたちを無視していた夏目だが、しつこく絡んできたにいさんたちを拒絶できなくなり、表面だけ平気なふりをして関わっていた。しかし、夏を通して馬鹿なこと(全員でサメの仮装をして海水浴場をうろついたり、首相官邸に忍び込んだり、それぞれの実家に遊びに行ったら毎回命の危機に見舞われたり)をしている中でいろんなものを授かり、平凡な夏目も本物の天才と関わることで磨かれていった。最初は嫌味として口にしていたはずの『にいさん』の呼称も舌になじみ、本当に血がつながっていないのことが不思議に思えるほど、夏目にとって五奇人のにいさんたちはとても大事になっていた。
また、前述した「しつこく絡んできたにいさんたち」についてだが、当時の状況からいって零と渉のことだとは思うが、当時の零はクロスロード後であり、人間関係に疲れていたこともあったはずなのだが、他人にひっくるめられた五奇人の末っ子を可愛がっていたようだ。
・呼称
夢ノ咲時代-追憶:「逆先くん→夏目」「零にいさん」
ズ!及びES設立初年度:「逆先くん」「零にいさん」
関連ストーリー
●:メインライター
・:サブライター
☆:片方のみ登場
過去
●☆追憶*春待ち桜と出会いの夜
夏目が1年生の秋、一学年における最優秀の生徒たちが代表としてライブする金星杯に出るように依頼されたようだが、零が夏目と凛月に対して珍しく大真面目に関わらないように言ったようだ。
「零にいさんはテキト~なひとだけド、弟さんやボクに危機が迫ってるなら全力で守ってくれるはずダ」
●追憶*集いし三人の魔法使い (通称:エレメント)
2016年に公開されたSwitch初登場ストーリー、フルボイス
零と夏目が会話するのは『灰は空に帰す/第七話』のみである。
零は渉がfineとの舞台で負ける気でいることを事前に夏目に伝えていたようだ。
渉に自分の思い描いた台本を受け取り拒否された夏目と、魔王に看取られることに喜びを感じている渉がいる中で、零は夏目に一票くれてやりたいぐらいだと夏目の肩を持つ。その後、観客席に移動する際には零が夏目を抱っこして連れ出すシーンがあるのだが、追憶セレクションでは腕を引っ張って、アニメ第十一話『エレメント~後編~』では颯爽とお姫様抱っこで連れていかれるので違いを楽しんでほしい。
●Origin 星空を歌う Altered (過去軸のみ)
エレメントの観客席に移動した後のことが詳しく書かれている。
「ごめんな、夏目。『五奇人』でいちばん末っ子のおまえですら、俺たちを癒やし支えるために全力を尽くしている。たとえそのために用意したものが見当違いでも、受け取り拒否されても、そんなおまえの意思そのものが尊い。でも、俺は何もしなかった」
「そのぶン、にいさんは海外でたくさんのひとたちを助けたんでショ。全員を救うことなんかできないヨ。たとえ朔間零にだッテ。神様だってネ。」
「あいつ(渉)はたぶん、同じような刺激的な舞台に何度でも立つことを望んでる。でも、だからこそ、俺がこうしておまえに釘を刺す。あいつらや、俺たちみたいになるなよってな。
これは呪いだ、夏目。だから感謝なんかするんじゃね~ぞ。
俺たちは、おまえを勝手に物語に巻き込んで、感情移入させといて途中で放り出す。酷い話だ。
おまえはおまえの物語を描けよ。単なる脇役でも傍観者でもない、おまえが主役の物語を。その物語に必要なら、俺たちをどんな役で登場させて使ってくれても構わね~からさ」
渉とfineの舞台の数日後、零は生徒会側が流した『五奇人がユニットを組み、自分たちを討伐したfineなどに挑んで打ち倒そうとしている』といった根も葉もない噂に夏目が思い詰めて本気で復讐を企ててる可能性があったために確認していた。単なる噂だと知り安心したようだ。
あんスタ!
●☆スカウト!千夜一夜
零が移動中に仮眠をとるための棺桶を夏目につくってもらっている。車輪がついており、揺れずに蓋をすれば遮音でき、ぐっすり眠れるそうだ。ちなみにこの棺桶は薫や晃牙(バンケット)、なずな(千夜一夜)などが引きずったことがある。零はこの棺桶を画期的な発明だと言い、凛月とシェアしようとしている。
「あの子は我輩たちが言えんことを代弁してくれるんじゃよ、たぶん意図的にな」
・☆スカウト!ブティック
凛月へのプレゼントとして最高品質の棺桶を用意したい零だったが、どこの仏具店にも良い棺桶を見つけられず、既製品ではなく夏目と斑に頼んで棺桶をつくってもらおうとしている。
●リアクト★マジカルハロウィン
転校生の持っているマスターキーは夏目が付け替えたはずの秘密の部屋の鍵も開けられる最新版であったことに対して、夏目は零の仕業だと推測している。そんな中、静かな場所を探す転校生に対して軽音部の部室を勧める夏目が言った一言が、「零にいさんも寂しがり屋だかラ、自分の寝床のそばに誰かがいると安心するだろうしネ」だ。
また、ライブ後の零がスキンシップを求めている零に対して、「にいさんは接触して精気を搾りとるタイプの吸血鬼なんだから気をつけてネ、ライブ前に疲れたくないんだかラ」と注意するのだが、これらの発言は以前そういった経験があるものだと推測できる。
(撫でられるのを拒否した夏目に対して) 「相変わらずツンケンしておるのう」
・招待★ブラックブラッドバンケット
ホテルを経営している零の知人がUNDEADとSwitchにライブ依頼をするが、修学旅行の日程とかぶっていた。晃牙と夏目が言い合うシーンが多く、零がなだめる様子が描かれている。
●スカウト!エキセントリック
このストーリーは私の言葉では語れないのでぜひ読んで欲しい。
「ほんとうニ、誰とでもすぐに仲良くなっちゃうんだもン。将来、大金持ちを誑かしてその紐になりそウ」
「意地っ張りだよな~。おまえがそれを望むなら、俺らは世界を相手に戦争だってしてやるのにさ……かわいいかわいい、俺たち『五奇人』の末息子ちゃん♪」
●招福★鬼と兄弟の節分祭
秘密の部屋には節分祭の抜け道をくぐるために夏目が妨害電波を発生させる装置をつけたり、GPSも誤情報を発信できるようにしたりして、絶好の隠れ家にしていた。電話は可能だ。この秘密の部屋に零が参加者を連れてやってくる。夏目はこの節分祭での零の思惑(裏の企画書)を最初から知っているようだ。
●☆コーラス★始まりのオペレッタ
「Birthday/第三話」
ES(作中ではまだ例のビル)で一緒の仕事をした零と夏目だが、零が学院校内の裏道について詳しい夏目に侵入ポイントを聞いている。ちなみに零曰く警備は強化されているはずなのに容易く入れたそうだ。また、3年になった夏目は校内のあちこちに裏道や巣をつくっているらしく、それを聞いた零は「ちゃんと立派に奇人をやっておるようじゃ♪」と嬉しそうだ。
・朔間零 「第四話」(マネージメント 会話イベント)
零が葵兄弟に勧められたスマホゲームをしたいがゆえにスマホの使い方を夏目に聞きにゲー研に来る話。零に頼られたことに嬉しそうな夏目が見れる。
・逆先夏目 「第六話」(マネージメント 会話イベント)
無趣味な夏目がインタビューで趣味についてどう答えるか零に相談にくる。零は無難に見つけてる最中とでも言えばいいと助言。他のにいさんたちも同様に答えたそうだ。
・逆先夏目 「誕生日のお祝い/朔間零」
「どんなふうに接してもらいたいんじゃ?おじいちゃんに……いいや、仲間の我輩に教えておくれ♪」
あんスタ!!
●☆メインストーリー第一部
第六十一話
ESで大規模なリストラが敢行される中、特に老舗のリズリンでは大幅な人員の刷新があったことに零が嘆きしょんぼりしていることを夏目が打ち明ける。
「あのひとは基本的に人間を愛してるしネ」
全体的にズ!!メインストーリー第一部ではSwitchがALKALOIDの手助けするような描写があるが、これはズ!メインストーリー第一部で零がTrickstarを手助けするのと似た境遇である。
●Origin 星空を歌う Altered
零にいさ~んと声をかけた夏目に対して零は雨男(レイニー)さん?とぼけるが、このギャグは零にいさんと呼ばれ始めてから温めており、何かの機会に言いたくて堪らなかったらしい。
「相変わらズ、零にいさんは話が早くて助かるヨ。できれば常にそうして真面目にやってネ」
「え~?真面目なだけだと人生つまらんぞい?」
・☆スカウト強運SCRAMBLE
占いバラエティ『アイドルさん、占っちゃっていいですか?』のMCを担当することになった零だが、初回放送で占いをするアイドルといえば逆先夏目くんと当然のように話し、夏目に激励をもらったことを打ち明けている。
・ぼくとうみとみんなと(深海奏汰アイドルストーリー)
奏汰が開催する『さかなつりたいかい』へ参加することになる話。参加の話を持ち掛けられた時の二人のシンクロしたぽかんとした顔が可愛いのでおすすめだ。
・月下の王/第二話(朔間零アイドルストーリー)
フィーチャーライブの写真について悩んでいる零を見かけた夏目が小さな占いをしてみる話。「かわいい魔法使いから小洒落た啓示を賜ってのう」
ルームボイス
あんスタ!
「おや、逆先くん。珍しい顔じゃのう♪」
「たまには零にいさんとお喋りしたいなと思ってネ♪」
「零にいさんからの呼び出しとあらバ、応じないわけにはいかないネ」
「有り難う、逆先くんや。そう言ってくれて心強いわい♪」
「おぉ、そこにおるのは逆先くんかや?ぐっも~にん、今日もかわゆいのう~……☆」
「Good Afternoon、零にいさん。もうすぐ日が暮れるんだけド、テンションからするといま棺桶から出てきたところかナ?」
「零にいさんのところの犬ッコロ、本気で調教しても良いかナ?顔を合わせるたびに嚙みついてきて鬱陶しいんだけド」
「勘弁してやっておくれ。逆先くんが本気を出すと、わんこがわんこでなくなってしまいそうで、恐ろしいわい」
「棺桶の調子はどウ、零にいさん。何か不都合があったらいつでも言ってネ、新しい機能を追加するとかでも良いヨ」
「有り難う。頼りになるのう、逆先くんは。欲をいえば自動で走るようにしてほしいんじゃが、法律違反になるかのう?」
「逆先くんのところのおチビちゃんは本当にかわゆいのう。人懐っこくて、つい甘やかしてやりたくなるわい♪」
「ソラはボクのかわいい弟子だかラ。たとえ零にいさんであってもそこは譲らないからネ、うっかり魅了なんてしちゃ駄目だヨ」
あんスタ!!
逆先夏目 冬-朝の話題-3
「零にいさん、朝は苦手だけど冬の朝じゃもっと辛そうだネ。何かいい道具とかつくってあげたいんだけド」
逆先夏目 春-夕方の話題-4
「零にいさんが三色団子をくれたんダ。一人で食べるには量が多いかラ、一緒に食べてくれると嬉しいナ」
その他
『あんさんぶるスターズ! THE STAGE』-Party Live-
五奇人での出演となった舞台ライブだが、MCでの一部分でとにかく距離感がおかしいので見ていただきたい。また、零を演じる小南氏のX(旧Twitter)に投稿されたオフショットはなんと姫抱きなので要チェックだ。
MV『Twilight Pentagram』
イベントOrigin 星空を歌う Alteredで実装された待望のオルタード(五奇人)新曲
イベント報酬星5に零、特効スカウト星5に夏目がいたため、メタ的に二人のパートが多い。またMV内で二人が指先をくっつける振付があり、その時の表情が二人とも魅力的なので必見である。またラストの二人のハモリも最高であるため、ぜひ聞いていただきたい。
おまけにMusicではオルタードの中で二人だけが星5のため、世界で二つだけのSCRを着せて躍らせることができる。
オルタード「Twilight Pentagram」あんさんぶるスターズ!!MsuicゲームサイズMV