概要
- ランク:??
- 種別:??
- レンジ:??
- 最大補足:??
生前、顔と素性を隠し、圧制者と戦ったことから由来する。
装備者を隠蔽する能力を持っており、透明化・消音・気配遮断等により高いステルス性を発揮する。
この宝具を用いて潜伏し、そこから奇襲を仕掛けるのを得意としており、各作品で活躍している。
また、『Fate/EXTRA CCC』ではパッションリップに、『Fate/GrandOrder』では巌窟王に貸し与えており他人が使うこともできる模様。
同行するマスターやサーヴァントと一緒に隠れることもできたりと、中々に便利な宝具である。
ただし、隠れているだけなので、直接的な防御効果は一切ない。実際、『FGO』では源頼光が「宝具で手当たり次第に無差別攻撃する」という脳筋的な発想で攻略を試みている。
また、ストーリーの都合から『祈りの弓』との併用不可能という制限が掛けられている事が多いため、攻撃に移る瞬間は無防備となってしまう。
ゲーム上でもスキルとして使用しており、その効果は【自身の通常攻撃を三手先まで、三すくみに関係なく全て命中させることができる】というもの。三手連続で攻撃が決まればエクストラアタックでさらに追加攻撃を受けるため、そのまま敗北してしまうことも珍しくはない。ストーリー進行の関係から妨害手段も無いため、こまめな回復とスキル攻撃を交えてエクストラアタックの阻止を意識した立ち回りで対抗したい。
ちなみに、『Fate/GrandOrder』では実装後に追加された強化クエストクリアでランクBの「皐月の王」というスキルが使用可能となる。効果は自身にそれぞれ1ターンの必中と回避付与、およびスター獲得。
『Fate/EXTRA』での戦いを経た上で「今回は、顔を隠す事無く、一人の騎士として戦う」という意思表示だろうか。
また彼の絆礼装は「顔の無い王」と題されている。表記が本宝具と若干異なるが理由は不明。
備考
おそらく元ネタはイングランドの五月祭で「五月の女王(メイ・クイーン)」と共に主役を務める「五月の王(メイ・キング)」、またそれと同一視される「緑の男(グリーンマン、ジャック・イン・ザ・グリーン)」であると思われる。「緑の男」役を務める人物は木の葉やそれを模した衣装で顔や全身を隠すのが習わしであり、宝具の効果もこれに倣っていると考えられる。