骄虫

きょうちゅう

骄虫（キョウチュウ/ジエンチョン）とは中国の奇書『山海経』に記載される神。

概要

『山海経』の「西山経」に記載される、平逢山のミツバチの祠に祀られている螫虫（針を持ち刺す虫）を司る神で、双頭の人のような姿をしており驕虫、驕蟲とも表記される。

人々は生贄として雄鶏を捧げたが、骄虫は命は奪わなかったという。

邪神共工が天の柱を折った「共工怒触不周山」の戦いでは、黄帝の後継者「顓頊（センギョク）」側について戦ったと伝わる。

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