データ
概要
奈良市北部にある近畿日本鉄道の駅。駅は奈良市に位置するが、駅すぐ北に京都府木津川市との県境がある。
周辺の宅地造成に伴い設置された駅で、2面4線のホームと橋上駅舎をもつ。周辺に学校も多く、通勤・通学客の利用が多い。
外側の1・4番のりばが本線。内側の2・3番のりばが待避線。外側の線路が本線の駅は近鉄単独駅では唯一。
京都府寄りに回送電車入れ換え用の引き上げ線がある。これはかつて高の原止まりの普通電車の入れ換えに使われていた。
大和西大寺方面から2番のりばに続く線路もあるが、こちらは保線基地として使われている。
急行停車駅。近鉄特急も朝の京都行きと夕方以降の京都発が停車する。
平日ダイヤの7時24分発・急行京都行き(728列車)は唯一の当駅始発列車。
京都線ではこの駅から大和西大寺方面の各駅で、大阪難波駅経由の阪神電車連絡切符を購入できる。阪神電車の駅でも近鉄連絡切符はこの駅までしか買えない。近鉄丹波橋駅経由の京阪電車連絡切符も購入できる。この駅から鶴橋駅経由でJR西日本の大阪環状線各駅に向かう乗客が多いが、JR西日本との連絡切符は発売されていない。
利用状況
- 2019年(令和元年)度の1日平均乗降人員は37,415人である(京都府統計書より)。
利用状況比較表
年度 | 乗降人員 |
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2008年(平成20年)度 | 40,192人 |
2009年(平成21年)度 | 39,858人 |
2010年(平成22年)度 | 39,995人 |
2011年(平成23年)度 | 39,523人 |
2012年(平成24年)度 | 39,156人 |
2013年(平成25年)度 | 39,764人 |
2014年(平成26年)度 | 38,182人 |
2015年(平成27年)度 | 38,689人 |
2016年(平成28年)度 | 38,340人 |
2017年(平成29年)度 | 38,011人 |
2018年(平成30年)度 | 37,616人 |
2019年(令和元年)度 | 37,415人 |
こぼれ話
当駅が最寄の平城第2ショッピングセンターだが、鳥居なごむ氏が製作したライトノベル『境界の彼方』の聖地でもあり、その付近がメインヒロインの栗山未来の家として設定されている。なお、テレビアニメでの描写では彼女は大和西大寺駅で乗り降りしているらしいのでややこしい。
また、作中に出てくる公園もそのショッピングセンターの敷地にある。