概要
「バカが・・・切り札を隠していないと思ったか?改良して威力10倍だ」
ヒューマンバグ大学の「元ヤンフリーター・紅林二郎」に初登場した京極組の元構成員。自らが黒焉街で最もヤバイ奴である事を証明する為に凶行に及び、組から破門された。
人物
容姿
金色の長髪のイケメン。服装はTシャツの上に紫色のフード付きのパーカーを羽織っている。
性格
京極組外道構成員の例に漏れず卑劣な性格をしており、常軌を逸した外道。改造の達人で自己顕示欲の塊でもある。
能力
改造の達人にして電撃使いである。(卑劣な手を使ったとはいえ)近藤を改造テーザーで昏倒させたり、紅林二郎を改造テーザーや改造スタンバンドを駆使して追い詰めるなどそれなりに高い戦闘力を持っていることが窺える。
活躍
紅林が買い物に来ていたスーパーに全体を分厚い鉄板で装甲したブルドーザーを駆って侵入。大勢の客を轢殺し、紅林にも肋骨骨折の大ダメージを与えた。粛清に来ていた近藤新平太によってブルドーザーを破壊されて外に放り出されると、命乞いをする。しかしそれは演技で、隙をついて近藤を改造テーザーで昏倒させ、紅林との戦闘に突入。改造テーザーや改造スタンバトンを駆使して紅林を追い詰めるも、紅鬼モードになった紅林の速さに追従出来ず、顔面陥没させられた。最終的に彼は近藤に回収される形でフェードアウトしたが、恐らくその後に苛烈な制裁を喰らって粛清されたと思われる。
余談
運転席を重厚な鉄板で装甲した改造ブルドーザーに乗っている事から、全米を震撼させた「キルドーザー事件」がモデルと思われる。但し、キルドーザー事件の犯人は元々善良な自動車修理工で、故郷の町から社会的に抹殺されたが故に凶行に及んだのであって、稲賀の様な自己顕示欲の塊の外道ではない。