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概要

魔法使いと呼ばれる人種が暮らしている異世界。最初の魔法使いの一番弟子と言われるシュヌ・オスク・パル・メル、アヴ・ラパチ・プク・パルタ、カスパ(正式名称は現在不明)の三人の魔法使いたちが作り出したと言われている。

新しい人材を求めて我々の暮らす世界を始めとした色々な世界に使者を送り込み、その世界の住民に呪術魔法超能力と言った超常的な力を授け、自国に組み込んできた。

社会や経済にも大きな影響を与えており、各地で語られている陰謀論都市伝説にはこの魔法の国が一枚かんでいる場合が多く、魔法少女のテレビアニメを作ってのデモンストレーションや魔法少女まとめサイトと呼ばれるサイトで知名度や定着度の向上を図っている。

中には一般市民に紛れ込み、魔法少女や魔法使いを手助けする「協力者」も存在している。

三賢人が導入した、優れた身体能力と容姿を与える代わりに魔法を一つに限定する「魔法少女」が最近(といっても導入からすでに百年以上経過している)のトレンドとなっている。

しかし年長の魔法使いを中心に魔法少女の存在を快く思わない者たちもいる。

数多くの部門で構成されており、魔法使いや魔法少女達の活動を助けているものの各部門間の仲は最悪で、縦割り、派閥の対立、硬直化による腐敗が目立っている。

また臨時の雇用や外部の職員制が有ったり、現場と上層部の意思疎通が出来ていなかったり、資格や講習でわずかに昇給が出来たり、部署がたらいまわしにされるなど労働環境も最悪である。

魔法少女がトレンドと言う事もあり誤解されやすいが、魔法使いや協力者の中には普通に男性も存在する。

各部門・派閥説明

各部門に入ることができるのは魔法の国から高く評価された魔法少女に限られ、その多くは担当の地域でボランティア的な活動を行っている。

人事部門

新しい魔法少女や魔法使いのスカウト、選抜試験と言った人材の発掘、魔法少女の教育、メンタルケア、配置転換を行っている部門。

権限が最も大きいために闇も深く、暗殺チームなど表には出せない組織もある。

監査部門

魔法少女が正しく動いているかどうかを監視する部門。「魔法のおまわりさん」と評されているように魔法少女がらみの事件の調査、違反行為の摘発や調査、逮捕を行う。

外交部門

介入する国家や組織、自治体との交渉を行う部門。過激派な魔法少女が多い。

広報部門

魔法少女の広報を行う部門。今作の魔法少女の創作作品は魔法少女のイメージアップのための宣伝であり、登場する魔法少女は全て本物でシナリオは実際に起こった事を脚色している。この世界ではこれこれも全部実際の少女が演じている話になる。

だが演者である魔法少女達は一種の芸能人で、素顔が作品通りとは限らない。

研究部門

データ収集や研究を行っている。

IT部門

電子情報を扱う部門。比較的最近できた。

所属しているのはキーク一人だけで、キーク摘発後の顛末は不明。

所属者

刑務所

悪事を働いた魔法少女を拘束する場所。軽度なら再訓練、重度なら資格喪失となるが人間に戻しても更生が見込めない場合は収監や封印と言った措置が取られる。

劇中にはアメリカイギリスに確認されているが、日本にはないらしい。

管理部門

魔法少女の個人情報を管理する部門。部門長は原身の手法に反対したことで左遷された老魔法使いで、魔法少女が大嫌い。

情報局

世界中の情報を管理する部門

革命軍

今の魔法の国の在り方に疑問を持ち、革命を企む勢力。しかし本当に革命する気があるかどうかは怪しい模様。

魔王塾

魔王パムが設立した戦う魔法少女の為のサークル。

切磋琢磨する事で高みを目指す環境を作ろうという目的で作られたのだが、ここが輩出した魔法少女の戦闘力の高さ、外交部門のバックアップもあって一大勢力となってしまっている。

ここの熟生でなければ外交部門での出世は出来ないと言われており、逆に研修を追えるか塾長のパムに一撃加えて認められれば実績がなくとも人事部門試験官になることができる。

卒業生には痛い二つ名が与えられる。

マスコット

魔法の国が特定の魔法使いに授けるサポートキャラクター。ルーツは古くから魔法使いの使い魔として使われて来たにまでさかのぼり、マスコットを持つことは一種のステータスとなっている。

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魔法の国(まほいく)
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