魔神ワーラス

まじんわーらす

中岡俊哉著の児童書『世界の魔術・妖術』などに記述されるカンボジアに伝わるといわれる、アンコールワットの守護神にして魔神。

概要

カンボジアに伝わるとされる、アンコールワットの守護神。

普段はアンコールワットの彫像の姿でいるが、一度アンコールワットに危機が訪れると、壁から離れて実体化し、動き出すといわれる伝説の牛頭姿の魔神で、右手には一振りで100人もの敵を一度に切り殺せる大剣を、右手には魔物の正体を暴く凄まじい光を放つ宝玉を手にしているとされる。また、どんな砲弾も撥ねつけてしまう黄金の鎧で身を固めている為、不死身に近い強さを誇るといわれている。

尚、一説によればワーラスはアンコールワットに埋められた秘宝を守護している為、危機が訪れると動くといわれており、危機を脱すると、また何事も無かったように再び彫像の姿へと戻って行くが、アンコールワットを取り巻く動向は常に感知しているという。

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