概要
あの世との交信ができるという『白い髪の女』の血を引いており、妖怪を見ることもできる。
鷹取家の結界に囚われているオマモリサマの相手をして、慰める役割を命じられている。
しかし、鷹取家にとって『白い髪の女』は、一族繁栄のため、オマモリサマを留めておく道具でしかなく、一族からは冷遇されている(小夜の父が、『白い髪の女』である彼女の母と結婚したのも、愛情より一族繁栄のためだと思われる)。
当初は、身体が弱いことと家族からの仕打ちから、暗い性格と死んだような目をしており、「ごめんなさい」が口癖だった。
潮がオマモリサマが囚われている結界を破壊する際、それを止めに来た父との問答で、「一族が没落するのにオマモリサマを解放するのか」と迫られた彼女は、自らの意志で、それでも解放すると決めた。
それがきっかけとなり、彼女は自ら、強くなろうと決意した。
物語終盤で、白面の者が復活すると、『白い髪の女』の能力を使って、冥界の門を開き、この世を救うために、立ち上がってくれる勇敢な魂を集めた。