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黒ゴルリン

くろごるりん

黒ゴルリンとは、特撮テレビドラマ『地球戦隊ファイブマン』に登場する敵巨大戦力の一体。 及び初登場となった『ファイブマン』第30話のサブタイトル。
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「♪く~ろ~い~ゴルリン~…その名も黒ゴルリン。ハッハッハッ…」

登場話数:第30・33・34・43・47話


解説編集

物語後半より登場する、銀帝軍ゾーンの使役する巨大戦力の一つ。

物語当初からの巨大戦力である巨大化獣ゴルリンを、初代艦長シュバリエが強化改造したものであり、一貫して彼専用の手駒の一つとして使役された。

通常のゴルリンとの差異として、その名の通り体色は黒へと改められ、胸にはゾーンの赤い紋章が配されているのがその最たるものとして挙げられる。また単純にゴルリンの色変えという訳ではなく、肩や腰には新たに装甲が追加されている他、腹回りの構造なども異なるものとなっている。また同型の個体が複数存在するゴルリンに対して、黒ゴルリンは一体のみしか存在しない。


能力的には、通常のゴルリンの特徴であった「銀河闘士を吸収して巨大化させる」能力が排された代わりに、戦闘能力を向上させる形で改造が施されており、このため単体でもファイブロボスターファイブと互角の戦闘を繰り広げる事が可能となっている。

主な武装としては、両肩の装甲を介して装着されるキャノン砲、それに棘付きの鉄球である「黒ゴルリンハンマー」が配備されている。このうち後者は初登場回である第30話において、イカタマギンとのタッグでドッジボール戦に用いられたのも印象深い。


初登場以降、準レギュラー的な扱いとして度々巨大戦に登場し、最終決戦においてもスーパーファイブロボ相手に善戦するも、最期はダブルスーパーベクトルパンチを喰らって爆散した。


備考編集

デザインは大畑晃一が担当。あくまで通常のゴルリンありきで登場したキャラクターであると前置きしつつ、(ゴルリンや黒ゴルリンのような)武装強化型・量産型のキャラクターが出てくるという発想は、大畑も多数参加していたロボットアニメからの影響があった事を後年のインタビューにて語っている。


関連タグ編集

地球戦隊ファイブマン 銀帝軍ゾーン 専用機


ゴーラム:『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』に登場する巨大戦力の一つ。幹部の私兵と言うべき巨大戦力という共通項を有するが、一方で装備のバリエーションの異なる個体が複数存在するという差異も見られる。


ニュークダイテスト:『機界戦隊ゼンカイジャー』に登場する巨大戦力の一つ。当初から登場する巨大化担当の素体を、戦闘用に強化改造したという共通項を有する一方、こちらは従前からの等身大怪人の巨大化という能力もそのまま引き継ぐなど、特化型ではなく完全な上位互換型として位置づけられている。



前後のストーリー


予告編集

爆発するたびに数が増えていくイカタマギンの卵に、街がみるみる破壊されていく。しかも奴には、アースカノンも通じないんだ。そしてシュバリエは、戦闘タイプの黒ゴルリンまで連れてきた。地球戦隊ファイブマン『黒ゴルリン』。来週もきっと応援してね。


放送日編集

1990年9月21日


関連タグ編集

イカタマギン:この話に登場する合身銀河闘士

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