概要
漫画『黒子のバスケ』の登場人物が他の既存キャラに嫌われ苛め等を受け、苦悩した後、苛め役に当てられたキャラが味方役に当てられたキャラによって、糾弾され制裁を受けるという内容の小説につけられるタグである。
内容によっては嫌われ役のキャラが自殺してしまうなどの凄惨な結末に終わるものも少なくない。
内容の性質から当然ながら嫌われ役キャラが辛い目に遭わされる描写が含まれ、また苛め役キャラのキャラヘイトや、苛め役に制裁を加える味方キャラのヘイト、そもそも嫌われ役キャラのヘイトであると言う人も多く、人を選ぶ内容と言える。
そのためタグ必須の上、キャプションには誰が嫌われ役なのか、また誰が苛めをする役となり制裁を受けることになるのか等、きちんと注意書きが必要である。
また、話の内容として、モブが単なるモブにとどまらず、名前や性格が与えられた作者のオリジナルキャラクターとして登場している作品もあり、そういった作品は「オリキャラ注意!」というタグを導入したり、キャプションや本文の1P目などで説明すべきである。
これまでにあったタグの表記として「○○(嫌われ役のキャラ名)嫌われ」「嫌われ○○」があり、その字面からキャラが嫌われるだけの内容と思われがちだが、多くが嫌われ役のキャラを苛める役に当てられた既存キャラを断罪し制裁を下す事が主題となる。
例
例として嫌われ役:黒子テツヤ、苛め役:キセキの世代の場合
モブキャラがキセキ達を騙し黒子を苛めるよう仕向ける。
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キセキ達が黒子を苛め始めることにより黒子の辛い日常が始まる。
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桃井、火神、誠凛メンバー、相棒組等の黒子の味方役とされたキャラが真実を見抜きキセキ達と対立する。
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黒子を苛めたモブキャラ、キセキ達が黒子の味方となっているキャラに断罪され制裁を受ける。
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過酷な制裁を受けたモブキャラ、キセキ達が反省し黒子に謝罪。
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真実を見抜けず愚かにも黒子を苛めてしまった惨めなモブキャラ、キセキ達を嘲笑いながら、黒子と黒子の味方達は仲良く幸せな日常を取り戻す。
このような流れになる。
もちろんこの流れに当てはまる作品だけを黒バス嫌われ(嫌われ作品)と呼ぶわけではない。
派生や亜種として
・モブが黒バスのキャラを妬み罪を捏造して嫌われさせようと仕向けるが、仲間がそれに騙されず、モブの罪だけが暴かれる
・苛め役は全員モブで、味方役は全員既存キャラ
・嫌われ役のキャラが実はすべてを知っていて、モブも苛め役もその掌の上で踊っていた
・苛めが原因で自殺したキャラが生まれ変わって復讐を果たす(いわゆる逆行系)
・苛めといった悲惨な展開になるところが(どうしてか)ギャグ展開になった
などがある。
話の発端は「キャラに嫉妬したモブが勘違いや冤罪を利用して苛めを発生させようとする」ものであっても、そこから先の話の展開は多種多様となっている。
タグの利用について
タグを付ける際に最終的に嫌われにならなかった嫌われブレイクや、初めから愛されだったとして「嫌われ?」や「○○(嫌われ役のキャラ名)嫌われ…?」というタグを付けることもあるが、最初にも書いてある通り、作品の性質上人を選ぶ内容と言えるため、苦手な人がマイナス検索をできるよう、表記ゆれはなるべくならば避けた方がいい。
また/等を利用して単語を繋いだタグ(例:黒バス嫌われ/黒バス嫌われ?)を使用すると、小説の場合マイナス検索が機能しなくなるため注意。
作者にそのつもりが全くなくても、人によっては嫌われに見えるかもしれない、嫌われと取られるかもしれないと少しでも懸念した場合はできれば付けた方が無難である。
またこのタグは作品の傾向を示すタグであり、「黒子嫌われ」などのキャラ名を使った嫌われタグはいわゆるCP名タグと同じような扱いであるため、このタグを使用する作品を投稿する際にはキャラ名の入った嫌われタグも併用するのが望ましい。
以上は黒バス嫌われについてだがより詳細な概要や注意点、対策などは嫌われ単体の百科を参照。もし執筆、または注意やアドバイスなどのやり取りを考えている場合は二次創作に関わる者として最低限の配慮をする為、出来るだけ閲覧を推奨する。
関連タグ
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