注意:この記事には一部キャラヘイトに関連してくる表現が含まれている為、閲覧の際にはその点につきまして留意して頂けましたら有難く思います。また、記事編集の際には公平公正な第三者視点を持った上で行って頂けますよう宜しく申し上げます。
概要刺されたくらいでピーチクパーチク、ガキかボケ
(動画の7:12辺り)
あくる日、天羽組幹部・野田一がカチコミで入院した舎弟を見舞った帰り道で、突如として謎の人物に暗殺され掛けて重傷を負う、という事件が起きた。それに際し、天羽桂司は情報屋の情報を基に、組員である小峠華太と和中蒼一郎の2人と共に天王寺組支部へと事件の手掛かりを求めに向かった際、ナメた対応をした挙げ句、野田が刺された事に対し「一人刺されたくらいでピーチクパーチク、ガキかボケ」という暴言を吐いた錦野達に対し堪忍袋の緒が切れた天羽桂司が放った台詞。
そのときおやっさんがいきなりネタにされた
ネタについての経緯と注意
上記の通り、本来であればこのシーンは天羽が可愛がっている部下を侮辱された事で錦野らを叱責する、というシリアスな物であるのは間違いない。しかし、例の如くとも言うべきか、演技や表情のインパクトにより印象に強く残ったのか、天羽桂司に関するネタの1つになったと思われる。
それだけであればよくあるネタで済んだと思われるが、間の悪い事に、錦野を始末した後の回で「天羽組のNo.2とNo.3が身柄を移すように説得するも、前線で陣頭指揮を執る事を表明した」「天羽組長が会合に行っている最中に、天王寺組に数回も襲撃を受けて死傷者が出る事態となる」という場面が重なった事により、一部視聴者間で天羽組長の指揮能力が軽んじられる事態になってしまった。
そしてその事に便乗し、「むぅぅぅっ!?」という叫び声、天羽組長は無能、実は(結果的とはいえ)犠牲者を出している天羽こそ天王寺組の裏ボスというもの等、様々な形で彼の存在がネタにされる事が2023年前半より多くなった。果てには「若頭よりも犬の方が大事(愛犬のラッキーを手荒に扱った舎弟を始末した場面から)」等という様に、過去のやらかしを大きく取り上げる人も現れる事態となった。
しかし、この手のネタは特定の登場人物を茶化した物となる為、純粋に物語を楽しんでいる人からすれば不快に感じる可能性は非常に高い。
第三者視点から天羽組長の行いの是非を考察するのならば未だしも、彼の行動の一部を切り取り軽率に罵詈雑言を発する事は侮辱も同然の行為であり、周囲にいる不特定多数のファンを不愉快にさせかねない。
一方で「言論の自由」「二次創作」という言葉もある様に、彼を含めヒューマンバグ大学に関するネタで盛り上がる事は決して否定される行為ではない。只一つ、ネタを取り扱う際にはTPOを考慮した発信が重要なのである。
天羽組長の行動について
天羽組長は極道として少々不条理な一面は有れど、堅気の人間を襲う外道に義憤を見せる、恋人ができた組員の足抜けを快く認める、シマ内の人々への挨拶回りを欠かさない、子どもが渡世に関わる事を忌避する等、基本的に一人物としては人格者と言える。
指示やシノギの面で言えば、今は亡きインテリヤクザ・米倉敏文の例からリモートで行う等の解決手段は挙げられるだろう。そして、護衛の配置やタイミングによっては、天王寺組襲撃による被害も違っていた可能性も排除は出来ないかも知れない。しかし、天羽組長は天羽組の顔役として、空龍街傘下の多数の店舗と付き合いがある為、会合を無下にしては資金源となるシノギに影響が出る事は想像に難くない。
そして、身柄を交わした件についても、嘗ての戦争で指揮系統を部下に放り投げて女遊びや外道なシノギに勤しんでいた道楽組長がいた事を思えば、戦略的にも人間的にも間違ってはいない判断であろう。
何よりも、多くの組員を傷つけられ殺された身の上でありながらも羽王戦争に勝利し、怒りを抑え諍いの原因が差別と迫害に因る物とし、大嶽徳史と戸狩派の構成員達を許した事で関東極道と関西極道の諍いが避けられる様になり、交流の可能性が芽生える事となった。
従って、天羽の行動についての是非は兎も角としても(少なくとも天羽組の構成員達は最終的に納得している)、結果として天羽組、ひいては関東・関西極道の未来を切り開く物であった事は否定し難いものであろう。
ナンダソノヨダンハ?フザケルナァ!
台詞を放った当初は全くネタにされていなかった上にネタにされる要素すら無かったが、どういうわけか徐々にネタにされていった。
関連タグが大義を持って乗り込んでくるぞ!
ワケワカンナイヨー! 半角変換繋がり