カードテキスト
特殊召喚・チューナー・効果モンスター(禁止カード)
星5/闇属性/鳥獣族/攻 0/守 0
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドにモンスターが存在しない場合に特殊召喚できる。
(1):このカードが手札からの特殊召喚に成功した時に発動できる。
自分フィールドに「朧影トークン」(鳥獣族・闇・星1・攻/守0)2体を特殊召喚する。
このトークンはリリースできず、S素材にできない。
(2):このカードとチューナー以外のモンスター1体以上を自分フィールドから除外し、
そのレベルの合計と同じレベルを持つ
自分の墓地の「BF」Sモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをチューナー扱いとして特殊召喚する。
アニメでは朧影トークンに制約が存在しない上に、自身をシンクロ素材にする場合は墓地のシンクロモンスターしかシンクロ召喚できなかった。この方法による墓地からのシンクロ召喚は「ファントムシンクロ」と呼称されている。
さらに自身の効果でシンクロ召喚したシンクロモンスターは、フィールドを離れる場合はエクストラデッキに戻る形であった。
このカード1枚でレベル7のシンクロモンスターを出せるという、破格の性能を持っていたが、OCGではトークンと出せるシンクロモンスターに色々な制約が追加された。
2017年にリンクモンスターが登場した直後、急激に評価が高まった。
当然ながらリンク素材に制約が無いため、このカード1枚からリンク3までのリンク召喚に使えてしまうという、強烈なカードへと変貌した。
トークンを効果付きのリンク2に変換すれば、効果モンスターのリンク素材縛りも簡単にクリアできてしまう。
このような使われ方を公式が警戒したのか2017/04/01に制限カード行きとなったが、やはり1枚しか入れられなくなってもその運用はやはり予想通りと言え、1年後の2018/04/01に禁止カード行きとなった。
「BF」デッキで使っていた人には正しくとばっちりを受けたと言え、レスキューキャットなどと同じく新種のモンスターの登場によって脚光を浴びた1枚と言えるだろう。