概要
主人公の1人レッドが機関士見習いをしているシップ「キグナス」に配備されている医療メカ。通常はその役割どおり医務室にいる。しかしシップがリージョン海賊ノーマッドによりハイジャックされた際、仲間にすることができる。
仲間にする際のやり取りはかなりの迷セリフである。
- ハイジャック中なのに「異常ありません。」の一言。医務に携わるメカとして目の前の人物の体調を診てそう言ったのであれば確かに間違いではないが、状況把握があまりにもできていない。レッドに「異常大有りだろう!ちょっとついて来い」と半ば強引に仲間にされる。
- ハイジャック事件解決後に話しかけると、平穏が戻ったのに今度は「異常発見。特殊な…」と言い始める。レッドは、その経緯からイレギュラーながらもアルカイザーというヒーローへの変身能力を授かったのだが、昔の日本の特撮にありがちな「ヒーローは他人に正体を明かせない」という原則があったので、知られてはまずかったのである。だが、秘密を喋られそうになったレッドの一言はさらにぶっ飛んだものだった。
- 「それ以上言うな! 絶対、喋るなよ。もし喋ったらお前をぶっ壊す。俺の側から離れるな、離れたらぶっ壊す。」
- メカからすればあまりにも無茶苦茶な要求だったが、「壊されては困る」という理由から、かなり仕方なくレッドのパーティに正式加入する。
メカの性能としては、医療用機能内蔵という点で他の種族のサポートをするかなり珍しい形態をとっている。
医療パックにより生物の治療が可能なため、メカ以外の種族と組んでこそその力を活かせるコンセプト。
だが装備をよく見ると「圧縮レーザー砲」なる物騒なブツが搭載されている。
店売りではかなり強力な破壊光線銃よりもさらに強い光線重火器であり、緊急用ではあるのだろうが固有装備としては極めて極端な性能である。なぜこんなものが標準搭載されているかは永遠の謎。
解体真書によれば正式名称は「Black Jack&Dr.K」という、医療漫画の登場人物を彷彿させる名前となっている。