CM6期生
しんでれらますたーろっきせい
アイドルマスターシンデレラガールズの出演アイドルの内、2014年4月30日にCDデビューを果たした5人のアイドルを指す。CDには持ち曲とミニドラマが収録され、SRカードを入手できるシリアルコードも同梱される。今回から増税の影響で、720円に値上がりすることとなった。
メンバーは2014年2月22日にさいたまスーパーアリーナで行われたライブイベント「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2014」で発表され、同日アイマス公式サイトのブログでも発表された。なお、担当声優は翌週の2月28日に発表された。
楽曲は2014年4月5日・4月6日に舞浜アンフィシアターで行われたライブイベント「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 1stLIVE WONDERFUL M@GIC!!」開演前の待機時間中に初披露され、後に「デレラジ」でも試聴版が流された。試聴自体は日本コロムビアのウェブサイトでも可能である。
今回のメンバーを推測するにあたって決定的な材料とされていたのが2周年記念として公開されたアニメPVであり、これまでにCDデビューを果たした25人と共に第2回シンデレラガール選抜総選挙のランカーである5名（櫻井桃華、神谷奈緒、市原仁奈、星輝子、北条加蓮）が出演していた。6回目を担当するに相応しい粒ぞろいの面々であった為、この5人が順当に選抜されるであろうという予想が高まっていた。
しかし、実際に6期生として発表されたメンバーに輝子、奈緒、加蓮は名を連ねていたものの、残る2名はPV未登場の小早川紗枝と堀裕子という顔ぶれであった。特に小早川紗枝は本田未央と赤城みりあに続く3人目の、キュート属性としては初の総選挙圏外からの抜擢となった。キュート属性は既にCDデビューを果たしたアイドルを中心に、総選挙上位を一部のアイドルで寡占し続ける状態が続いていたため、圏外からの起用はこの閉塞感を打ち破るための打開策の一環と見る事も出来る。
しかし、このサプライズ起用が波紋を呼んだことも確かである。特に桃華及び仁奈のプロデューサーは、PVによって極限までCDデビューへの期待を煽られた末の落選というプロモーション詐欺ともいうべき仕打ちに酷く傷心し、裕子や紗枝よりも上位にノミネートしていたアイドルのプロデューサーも同様に大きく嘆くことになった。改めて総選挙がCDデビューの絶対的基準というわけではないという事を思い知らされた格好である。結局この後、仁奈は第7弾、桃華はアニメ版を経て第8弾でのCDデビューを待つこととなる。
声優のキャスティングについては、久しぶりに歌手活動を併行していない声優のみで構成されているが、今回も本作がデビューとなる声優はいない。ただし、アイマスシリーズとしては初めてタレント出身の立花理香（小早川紗枝役）を起用している（ただし、2013年には事務所を声優マネジメント色の強いホーリーピークに移籍し、翌年よりアプリゲームの声を充てる等声優としての活動も始めている。さらには2019年には声優のみ所属しているWITH LINEに移籍した）。
ボイス付きカードについては、輝子はCD発表に先んじて2014年1月末に、紗枝と奈緒は声優発表と同日である同年2月末に、加蓮と裕子はCD発売と同日である同年4月末にそれぞれ開始された月末ガチャから、順次各カードへのボイス実装が行われている。
