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L計画

えるけいかく

THEアニメ「蒼穹のファフナー」の前日譚「LIGHT OF LEFT」で実行された作戦。
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概要編集

無印の約1年前、生駒正幸が立案し、実行された。フェストゥムや新国連から竜宮島の位置を隠すための作戦。


人員は、指揮官・オペレーター・メカニック・医師、そしてファフナーパイロットに選ばれた8人の少年少女の、計40名で構成されている。

フェストゥムの読心能力による計画の破綻を防ぐため、参加者全員が計画の全容を知らされずに従事した。


アルヴィスの左翼部分L区画を分離させてLボートとし、潜行してアルヴィスの防空圏外を離脱、事前プログラムで定められた航路を竜宮島に偽装し進むことで敵を引き付ける。

作戦終了をもってLボートは破棄され、自爆する。

作戦期間は2か月で、一定時間が過ぎる毎にLボート内の閉鎖区画が解放され、そこに蓄えられていた物資を補給とし与えられるシステムによって作戦期間を耐える仕様になっていた。L計画のLはLEFT(左、あるいは去りゆく者)という意味を持つ。


4機あるファフナーに選抜された8人が、1機につき2人ずつ15分ごと(1人あたりの担当時間は450秒、つまりは7分30秒)に交代しながら敵を倒す。計画途中、弾薬などの問題から早乙女が戦闘時間の延長を提案していたが、僚や裕未の説得により延長は行われなかった。


最終段階で計画参加者の人数と同じ容量の脱出艇が解放されるシステムになっており、全員の生還を見越しての計画ではあったものの……フェストゥムの海中への適応という想定外の事態が原因で参加者は全員死亡した。


4ヶ月後後、僚が残したテープレコーダーが竜宮島に流れ着いたコクピットから見つかり、蒼穹のファフナー本編における重要なデータとなった。


蒼穹のファフナーEXODUS』ではLボートを含めてそれまで切り離して消滅させたブロック同様再建されており、第二次L計画や右翼Rボートと共にアルヴィス本島から一時離脱するプランデルタが提案されている。

第二次L計画編集

『EXODUS』にて鏑木彗の母・香奈恵が立案し、たびたびアルヴィス上層部に提出していた計画。


名称通り、かつて娘を喪った「L計画」を再び実行しようとするのが主旨であるが、竜宮島の現状では全く実行する必要の無い「机上の空論」に過ぎず、却下され続けていた。

彗は妄執じみた母親の行為を「姉ちゃんのところに行きたがっている(のだろう)」と思っている。


実行された場合は前回同様帰還者無し、島の戦力が半減してフェストゥム襲来によって竜宮島が滅亡する未来を羽佐間カノンは見ていた。


彗がSDPで引き寄せた早苗のお守りをきっかけに、香奈恵はようやく気持ちの整理を付けてこの計画書を海へ投げ捨て、実行される未来は消滅した。


関連タグ編集

蒼穹のファフナー_LIGHT_OF_LEFT

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