概要
リョナ性癖の内「やられる側のキャラクターの感情を想像し、そこに性的興奮を覚えるタイプのリョナ志向」を指す。気持ちにフォーカスしている為「精神的リョナ」の一種とも言える。
感情の具体例
- 事前
- 事中
- 事後
- 一定レベルの精神的脆さを持っている
- 何かしらのキッカケで心が折れる
- 一時的に立ち直れない状況にまで追い込まれる
という特徴や展開に当てはまっている必要がある為、リョナ勢の中でも更に一歩踏み込んだ上級者(笑)と言える。
格ゲーにおけるMリョナ
格ゲーは性別も体重差も御構い無しに戦闘が繰り広げられる、正にリョナ勢からすれば夢のようなゲームだが、その性質上「時間切れになる」か「HPが0になる」かのどちらかが起こって戦闘が終了するまではキャラクターは自由に動き続ける事が出来る。
つまりどんなにダメージを受けても、それによってキャラクターが痛みのあまりに動けなくなったり、動きが鈍くなったりする事は無い。ラウンド制の場合、前ラウンドで受けたダメージを次ラウンドに引きずる事も当然無い。一見致命的な攻撃を受けたように見えても数秒後には何事も無かったかのように立ち上がって戦闘を継続してしまう(寧ろ過剰に痛がるような演出を強制的に入れてしまうとゲーム性が崩壊しかねない)。
また、格ゲーのキャラクターはあくまで全キャラ対等・平等である為、誰かが誰かを怖がって戦いにならない、という展開は当然ながらあり得ない。戦闘前でも戦闘中でも戦闘後でも同じである。
更に大前提として格ゲーのキャラクターは戦う事が一番の役割である為、そもそも精神面の細かい描写が行われるケース自体殆ど無いというのが実情だ。
これらの特徴は我々Mリョナ勢からすると正直少々有難みに欠けてしまう…。
だが逆に考えてみて欲しい。細かい描写が無いという事は、それだけ妄想の余地が残されているという事でもある。漫画やアニメは作者が場面毎にキャラクターに魂を込めて描いている為妄想の余地は少ない。だが戦闘中の格ゲーのキャラクターに対しては、寧ろプレイヤーが作者となって自由に魂を込める事が出来るのだ。
何の変哲もない戦闘シーンに自分だけのオリジナリティを込める事が出来れば、それは貴方にとって魂の作品になる事間違い無しだ。